続・シベリア鉄道にバイクを載せる方法

トランスフェラウラジオストクにて
雪の中、スポーツスターを車に積み込むロシアの男達



以前「海外ツーリングお役立ち情報」として記事(シベリア鉄道にバイクを載せる方法)を書きましたが、そのまま放置しておりました。
記事を書いて以降、コメントやメール、SNSなどで、複数の方々から問い合わせがありました。無事海外ツーリングを終えて帰国された方もいらっしゃいます。(そのまま移住された方も!)



前回の記事でコメントを頂いた方に向けてコメントをしたのですが、今回はその際の私のコメントの内容を記事にしたいと思います。
一部伏字にしていますが、当時のコメントをそのまま転載しています。
海外ツーリングにおける情報共有という意味で有用ではないかと思います。


はじめまして。コメントありがとうございます。 5月ならもうすぐですね!今すごく楽しい時期だと思います。
行きがシベリア鉄道で復路自走でしたら、僕とは逆のパターンになります。どこまでお役に立てるかわかりませんが・・・。

まず、僕が利用したのは「Транссфера-М」(トランスフェラ)という会社で、モスクワの友人(ロシア人)に紹介してもらった鉄道輸送会社です。その友人の知人がトランスフェラのモスクワ倉庫の責任者だったので、スムーズにバイクを預けることがでました。
例外があるかもわかりませんが、基本的にバイクと人は別々に運ばれることになります。

僕はバイクをモスクワの倉庫に預けた後サンクトペテルブルグに行き、バイクがシベリア鉄道に乗っている3週間のあいだサンクトペテルブルグの友人宅に滞在し、先のモスクワの友人からバイクがウラジオストクに着く日にちの情報をもらい、その日に合わせて飛行機でウラジオストクに向かいました。

ウラジオストクに着くともう雪が積もっていてバイクの自走は困難な状況でした。さらに日本へ向かうフェリーがちょうどウィンターシーズンの始まりで考えていたよりも1日早く出ることが出航前日にわかるなど困り果てていたのですが、通関をお願いしていた業者が力を貸してくれたおかげで、というか全てをうまくやってくれたおかげで無事バイクとともに日本に帰ることができました。

具体的にはトランスフェラのウラジオストク倉庫への電話連絡、倉庫でのバイク引き取り手続き、フェリーまで車でのバイクの輸送、通関手続き、フェリー会社へのバイクの引き渡しです。
ともに行動してくれたロシア人はとても協力的で、車でのバイクの輸送などの金額も良心的でした。ご存知かもわかりませんが「Links」(リンクス)という通関業者です。もし今回の旅でリンクスに通関を依頼しているのであれば話が早いというか、おそらく鉄道へのバイクの積み込みも相談に乗ってくれると思うのですが・・・。

ひとまずトランスフェラウラジオストクの情報を載せておきます。

電話番号:+7 (423) 245-47-58
住所:Владивосток, Проходная 4-я, 31
トランスフェラのホームページ:http://www.transsfera.ru

住所はgoogle mapsだと少し違う場所を指しているようなのでこちらをご覧下さい↓

https://2gis.ru/vladivostok/firm/3518965490162945?queryState=center%2F131.916822%2C43.132873%2Fzoom%2F16

フェリーのターミナルからは少し離れています。

ロシア人は親切な人が多いので協力してくれる人が見つかればいいのですが、自力でもなんとかなると思います。

ただ気になるのが「ウラジオストクからウクライナまで」という点です。バイクを鉄道に乗せたまま国境を越えることが可能かどうか僕にはわかりません。

輸送方法には2つ選択肢があり、僕のケース(ハーレー300kg申請、モスクワ〜ウラジオストク間)でワゴン輸送の場合は2週間で51,000ルーブル、コンテナ輸送の場合は3週間で15,000ルーブルでした。これが正規料金です。
積み込んだことを証明する書類は必ずもらって下さい。

今のうちからトランスフェラとやりとりできればいいのですが、いかがでしょうか。
返事が来ない可能性もありますが(僕はモスクワで数社にメールして返事が来ませんでした)、一度メールで問い合わせてみるのもいいかもしれません。

輸送について書きましたがまた他にも何かありましたら遠慮なくコメントして下さい。もしくはこちらまでメールをお願いします↓

xxxxxxx

気を付けて楽しんできて下さい!


このシリーズは今後数回に分けて続けていくつもりです。

詳細をまとめて記事にしていきたいと思っていますが、もし気になることがあれば気軽にコメントして下さい。
お答えできることであれば返答させて頂きます。



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