イースタンドリーム号

2016年タンデム旅行
6月4日 土曜日



5時に目覚める。なぜか目が覚めるタイミングが奈奈と同じ。
支度してすぐに出発。

山陰道無料区間をひた走る。
オドメーターが200Kmを超えたから早く給油したい。

大山で降りて給油。230Kmで9.4L入った。リッター24.4キロ。17Lのタンク満タンで400キロ走れる計算。ロシアもなんとかなるかな。

米子でコーナン発見!足りないものを買い足す。

買い物終わってバイクに戻ったら奈奈のヘルメットが落ちててシールド割れてた。

このために買ったんじゃないSCOTCHのテープで急遽補修。
奈奈は落ち込むかと思ったけど、綺麗に補修できたと喜んでいる。

リアサスのロッドに付けたゴム紐が下がりきっていた。二人乗りプラス荷物でリアサスが余分に沈んでバンプラバーにタッチしている。プリロードを強めるが、サイドボックスのせいでプリロードアジャスターにアクセスしにくい。1回転縮めるのがやっと。
前後サスのバランスはいい感じ。かなり重いけど、走ってて楽しい。

10時前、境港DBSクルーズに到着。着くの早すぎた。

近くの魚市場へ。
カニの試食をして昼御飯。

当分まともなご飯は食べられへんから、という言い訳。
境港の海の幸どっさりの海鮮丼が美味しすぎてびびる。
これに勝る食べ物は世界でもなかなかないんちゃうか。

DBSに戻り、ロシア人のタチアナに秘密(内緒)を教えてもらう。
ロビーでホニョホニョ(内緒)していると、ライダースジャケットを着た男が話し掛けてきた。まさか・・・。

世界を旅するライダー、フランコ。なんと!同じ船でロシアに向かうオーストラリア在住のイタリア人。

フランコはウラジオストクからハバロフスク、ウラン・ウデまで進んでそこから南下、モンゴルに入ると言う。
その後はカザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン・・・。
日本は最高と言っていた。

まさか同じ船に他にバイカーがいるとは思わなかった。
フランコの旅の相棒はBMW R1200GS。俺の相棒XL1200と排気量一緒。

「ハネムーンで行く」と言うと、「Fantastic!」と「Romantic!」の言葉を頂く。
14時に税関検査、検査官が荷物をひとつずつ手でモミモミ。
10分くらいで検査終了。

16時40分船が境港に到着。

バイクの乗り入れ口が開く。
雨降っててスロープが滑って怖い。

無事バイク達乗船。船への固定はお任せ。見守ることはできず、任すしかない。

17時30分乗船。手荷物は大中小のバッグ3つと奈奈のショルダーバッグ。



船の名はEASTERN DREAM イースタンドリーム号。
ロシアまでよろしく。

部屋はセカンドクラス、2段ベッドが4つの8人部屋。
俺と奈奈の他はロシア人のお母さんエレナとその子供二人、テルマ3歳とアトム1歳。

18時30分レストランで晩御飯。
バイキングで1回10,000ウォン=1,000円=10ドル。ウォン持ってないので円で払う。ドルで払うより円で払う方がお得。

バイキングは韓国料理。フランコと相席。同じ席にはロシア人のイゴール。
韓国料理は辛いが美味い。
ロシアは道が悪いからゆっくり、でも治安が悪いから早く抜けたほうがいい、とイゴールは言う。

19時出航。
日本が遠のいていく。
甲板は少し肌寒い。奈奈はこうゆうときめっちゃ元気。

船ってすごいなと改めて思う。エンジンどうなってるんやろ。

20時、アイス食う。
このアイスめっちゃ美味い。

見えるのは真っ暗な空と真っ黒な海だけ。
ここはもう日本じゃない。

フランコのFacebook ページに衝撃を受ける。

部屋に帰るとアトム(1歳)がルービックキューブを完成させていた。





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