SHORAIリチウムバッテリーの充電方法

”Dr. メガワットのLFXバッテリーを正しくご使用頂く為のヒントとアドバイス!”


寒くなってきたのでバッテリーを充電します。
現在スポーツスターに搭載しているバッテリーはSHORAIリチウムバッテリーです。

ハーレースポーツスターにSHORAIリチウムバッテリーを搭載



SHORAIバッテリー専用のバッテリーチャージャーがSHORAIからリリースされているのですが、端子形状が特殊でSHORAIバッテリー以外のバッテリーに使用することができません。
そのSHORAI専用充電器が高価であるがゆえにSHORAIの導入に二の足を踏んでいる方も多いようです。

もちろんメーカー(SHORAI)は専用チャージャーで充電することを推奨していて、SHORAIバッテリー本体にはSHORAIのチャージャーを繋ぐこれまた専用の特殊形状の端子が埋め込まれているのですが、通常のバッテリーの充電方法(バッテリーのプラス端子とマイナス端子に充電器を繋ぐ方法)でも充電することができます。

SHORAIの公式サイト、および SHORAIバッテリー購入時に付属するユーザーマニュアルに、「充電」について書かれています。

安心してくださいっ!
Dr. メガワットがショーライの全てを教えてくれますっ!



現在、SHORAIはSHORAIバッテリー専用のバッテリーチャージャー(日本専用モデルSHO-BMS01-JP)の使用を強く推奨してはいますが、通常の鉛バッテリー用のチャージャーの使用も可、としています。
公式サイトでのQ&Aにはこのように書かれています。

”Q. 鉛酸バッテリーのチャージャーあるいはチャージャー/テンダーは使えますか?

A. はい。しかし、オフにすることができない「サルフェーション除去」モードのあるチャージャー/テンダーは使わないでください。SHORAI LFX に最適なチャージャー/テンダーはSHO-BMS01 で、同製品は2012年に発売予定です。この製品はLFX バッテリーに5 ピンのBMS ポートを採用して、チャージ中の各セルを監視、診断、バランスをとっています。また、お買い上げいただいたLFX を寿命終了まで使っていただけるための最適保管モードを備えています。 
車両を保管するときに残っている容量を確認したい、あるいは発電機能を持たない競技専用車両に使用する場合、静止電圧(車両に接続していない状態)がバッテリーの残量にどのように影響しているかを知りたいでしょう。LFX バッテリーは、最も良い状態で最低20%の容量が残るようになっています。電圧容量の残量の測定には、品質の高い電圧測定器を使い、残量が50%以下になったら常に充電するようにしてください。もちろん、SHORAI の専用BMS01 チャージャーをお持ちであれば、「Store Mode(保管モード)」ボタン一つで必要残量を維持できます。”

通常の鉛バッテリー用チャージャーも使用可、なのですが、いくつかの条件があるので、不安な方はSHORAIのチャージャー、SHO-BMS01-JPを使用するほうが間違いがなくていいでしょう。
現在では発売開始当初より充電器の値段がかなり下がっているようなので、バッテリー・充電器セットで購入してもそれぞれの性能を考えると決して高くはないと思います。




SHORAI LFX バッテリー LFX21L6-BS12




SHORAI LFX バッテリーチャージャー/テンダー(日本専用モデル)SHO-BMS01-JP




私は手持ちの充電器で充電します。
バッテリーテンダー(Dertlan Battery Tender)のリチウムバッテリー用充電器、Lithium Juniorです。
軽くて小さくて携帯するのに便利です。ロングツーリングに持っていくのにこれ以上の充電器はありません。




BATTERY TENDER Lithium Junior



LiFePO4専用に設計されている充電器ですが、SHORAIのリチウムバッテリーもこの「LiFePO4」のテクノロジーを採用しているので、マッチングに問題はないでしょう。


 SHORAIバッテリー導入時に初期充電をして問題なく充電できることは確認しているのですが、一応念のため時折電圧をチェックしながら充電していきます。
充電前の電圧は車載状態無負荷で13.31vです。




満充電のサインが出たので電圧を測ると14.24vになりました。



shoraipower.jpより

上の表はSHORAIの公式サイトに掲載されている定格容量の一覧ですが、今回の充電前の電圧「13.31v」はこのリストの「13.300」に近似していて、定格容量は「90%」を少し超える程度であったことがわかります。

充電後の「14.24v」はこのリストの「14.340」にわずかに(0.1v)及びませんが、定格容量「100%」に近い数値だと思います。

ちなみに購入時箱から出した直後は「13.32v」で初期充電後は「14.35v」でした。ユーザーマニュアルに記載されている通り、SHORAIバッテリーは「90%」程度の充電量で出荷されているようです。



今回の充電が初期充電以降初めての充電になります。使い始めて半年ほどなので当然かもしれませんが、ほぼ新品同等の容量と性能を維持しているようで安心しました。



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