2016年タンデム旅行
6月16日 木曜日
モゴチャ〜チタ ロシア
真夜中の午前0時デインジャラスモゴチャこの町に今晩泊まれる宿はない。
シベリアの夜は短く朝4時には明るくなるがここで朝を待つ気にはなれない。奈奈も納得、幹線に戻るしかない。ここはシベリアど真ん中、チタを抜けるまで超危険地帯との話もある。意を決して幹線への道を進む。奈奈ごめん。
モゴチャから幹線までは1本道。真っ暗闇の中、後ろから車が近付いてくる。11Km 飛ばし幹線に出てバイクを端に寄せて車を先に行かせる。恐怖のシベリア夜間走行の始まり。当分宿やカフェはない。100Km 以上先のガソリンスタンドが開いてるかどうか。集中して進む。
完全にライダーズハイ、意識と視界が道の先に張り付く。怖いのは強盗、それ以上に野生動物。いつ何が飛び出してきてもおかしくない。 月明かりが味方してくれているよう。星がめちゃ綺麗。
100Km 進んで着いたガソリンスタンドにガソリンはなかった。60Km 先のスタンドで給油。寒くて凍えそう。あったかいコーヒー飲みたい。震えながら先に進む。雨が降ってきてなかなか距離が伸びない。寒い、あちこち体痛い、怖い。そんな最悪の状況の中で奈奈は文句ひとつ言わず。
8年前はほぼ毎日夜間走行、何も怖くなかった。でも今は怖い。一人じゃないから。
道は最高にいい。神経が研ぎ澄まされていく。軌道に乗り、姿勢やラインを修正することもなく、まるで自動運転車に乗っているかのよう。気がつけばサイドミラーに映る景色が歪んでいる。あ、眠い・・・。
真っ暗な時間はほんのひととき。あとはうっすらと明るい時間が続く。
シベリアナイトラン、長距離トラックも結構走っていて、心強い。何かあっても彼ら誇り高き長距離ドライバーたちが助けてくれるだろう、という願望。
ガードレールや反射板があって夜間でも走りやすい。
夜が明けてきたのが午前4時ごろ。ほっとひと安心。
6月16日 木曜日
モゴチャ〜チタ ロシア
真夜中の午前0時デインジャラスモゴチャこの町に今晩泊まれる宿はない。
シベリアの夜は短く朝4時には明るくなるがここで朝を待つ気にはなれない。奈奈も納得、幹線に戻るしかない。ここはシベリアど真ん中、チタを抜けるまで超危険地帯との話もある。意を決して幹線への道を進む。奈奈ごめん。
モゴチャから幹線までは1本道。真っ暗闇の中、後ろから車が近付いてくる。11Km 飛ばし幹線に出てバイクを端に寄せて車を先に行かせる。恐怖のシベリア夜間走行の始まり。当分宿やカフェはない。100Km 以上先のガソリンスタンドが開いてるかどうか。集中して進む。
完全にライダーズハイ、意識と視界が道の先に張り付く。怖いのは強盗、それ以上に野生動物。いつ何が飛び出してきてもおかしくない。 月明かりが味方してくれているよう。星がめちゃ綺麗。
100Km 進んで着いたガソリンスタンドにガソリンはなかった。60Km 先のスタンドで給油。寒くて凍えそう。あったかいコーヒー飲みたい。震えながら先に進む。雨が降ってきてなかなか距離が伸びない。寒い、あちこち体痛い、怖い。そんな最悪の状況の中で奈奈は文句ひとつ言わず。
8年前はほぼ毎日夜間走行、何も怖くなかった。でも今は怖い。一人じゃないから。
道は最高にいい。神経が研ぎ澄まされていく。軌道に乗り、姿勢やラインを修正することもなく、まるで自動運転車に乗っているかのよう。気がつけばサイドミラーに映る景色が歪んでいる。あ、眠い・・・。
真っ暗な時間はほんのひととき。あとはうっすらと明るい時間が続く。
シベリアナイトラン、長距離トラックも結構走っていて、心強い。何かあっても彼ら誇り高き長距離ドライバーたちが助けてくれるだろう、という願望。
ガードレールや反射板があって夜間でも走りやすい。
夜が明けてきたのが午前4時ごろ。ほっとひと安心。
奈奈も笑顔。
チェルヌイシェフスクのガソリンスタンドで給油。
24時間やってるカフェで30時間ぶりの御飯。
チタまであと300Km 。
太陽が昇り、
絶景が続く。
美しい景色と朝の虹・・・
あれ?
目の前を牛が横切るハプニング。
チェルヌイシェフスクのガソリンスタンドで給油。
24時間やってるカフェで30時間ぶりの御飯。
チタまであと300Km 。
太陽が昇り、
絶景が続く。
美しい景色と朝の虹・・・
あれ?
目の前を牛が横切るハプニング。
0 件のコメント :
コメントを投稿