革製品も定期的なメンテナンスが必要ですね。
レザーのオイル補給に私が使用しているのはこちら、マスタングペースト(MUSTANG PASTE)です。
革製品、レザーを使用したアイテムは世の中に数多く存在します。
革靴や革財布、レザーのベルトやバッグなどの革製品を愛用している方も多いのではないでしょうか。
バイク乗り、中でもハーレー乗りは革ジャン、レザーのライダースジャケットやレザーパンツ、レザーグローブなどで身を守るライダーも多く、革製品で身を固める割合も高いと思います。
今回はレザーアイテムのメンテナンスのお話です。
ペアスロープ(PAIR SLOPE)のレザーグローブ、PG-33Wです。
このグローブは冬用で、ペアスロープの中でも最高の防寒性を持つモデルです。
3年ほど使用していて、昨年の海外ツーリングにも使用していたのですが、旅の途中フィンランドでルッカ(Rukka)に出会い、以降使用することなく(ルッカがグローブくれたので・・・)、スペインから日本へ送った荷物の一部となりました。
帰国後荷物を整理し、このグローブはそのまま押入れの中へ・・・。
再びバイクで走り出したのは今年の夏前、夏の間はその存在を忘れられていたかのようなウインターグローブ、冬が近づき押入れから引っ張り出されたのがこの姿です。
ハードな使用にも耐え、私の手を守り続けてくれたペアスロープをメンテナンスします!(※長期間使用しない場合はメンテナンスしてから押入れに入れましょう・・・)
革は乾燥し、乾ききっています。表面は全体的にうっすら白くなっています。
手触りもカサカサしていて硬く、革本来の柔軟性が失われている状態です。
まずは表面の汚れを落としていきましょう。
汚れ落としとして使用したのはモウブレイ(M. MOWBRAY)のステインクレンジングウォーターです。
有機溶剤を使用していない天然素材のクリーナーで、革に優しく、しっかりと汚れを落とす、優秀なクリーナーです。
M. MOWBRAYは革靴を始め皮革用のメンテナンス製品を数多く製造しているメーカーです。東急ハンズやロフトなどの靴用品売り場に行けば置いています。
透明の液体洗剤で、粘度が低く水のようにサラッとしていますが、触ると少しぬるっとします。
少量を布につけて使用するのですが、目の細かいスポンジを使う方が使い勝手がいいです。少し泡立ち、クリーナーの持ちも良く、効率的に汚れを落とせます。
このオレンジ色のスポンジは革製品のクリーニング用のスポンジで、東急ハンズで100円で購入したものです。目が細かくてコシがあり、対象物を傷つけない優しさを持っています。
本来ならクリーナーの前にブラッシングをして大まかな汚れを落とすのですが、今回はその工程をすっ飛ばしていきなりクリーナーで汚れを落としていきます。
クリーナーをつけたスポンジで優しく撫でるように全体を擦っていきます。
スポンジの角が縫い目などの細部に入るので、やはり布を使うよりも効率的に汚れを落とせます。
スポンジを絞ることで余すことなくクリーナーを使えるのですが、布ではこうはいきません。また、泡立ちがいい具合に汚れを浮かすのですが、これもスポンジならではの利点だと思います。
クリーナーを使用した後は間髪置かずに乾拭きをします。
ステインクレンジングウォーターは革の染料を落とすことなく、汚れや油分、汗による塩分などを落とします。
革の油分補給に使うのはこれ一択、マスタングペースト(MUSUTANNGU PASTE)です。
固形状ですが体温で溶けます。なので指で簡単に塗り広げられます。
オイルやクリームなど、革製品の油分補給には様々な製品がありますが、この高品質な馬の油とごく少量の蜜蝋だけで作られた日本産マスタングペーストがベストだと思います。
マスタングペーストについて詳しくはまたの機会に・・・。
このように指でぬりぬり。
このマスタングペースト、みるみるうちに革の奥まで浸透していきます。素晴らしい浸透具合。
革がぐんぐんオイルを吸収し、瞬く間に潤いを取り戻していくのがわかります。
全体にオイルを塗り広げたら、ブラッシングして余分なオイルを落としつつ、細部にオイルを行き渡らせます。
マスタングペーストは馬の油なので、ここで使うブラシは馬毛のブラシが良さそうなのですが、使用したのは豚毛のブラシです。特に理由はありません。
均一にオイルを広げるイメージでサササッとブラッシングします。
アフターです。メンテナンス直後の様子。
向かって左側がノーメンテの右手用グローブ、向かって右側が今回メンテナンスした左手用グローブです。
メンテナンス後は黒色がしっかりと黒くなっていますね。オイルを補給した直後はマットな質感になりますが、馴染むと艶が出てきます。
色の違い以上に触った時の質感が違い、メンテナンス後はしっとりふっくら、革本来の柔らかさとしなやかさ、そして厚みが戻っています。
比較するとノーメンテ側はカサカサゴワゴワでぺったんこ、物理的に傷つきやすく、ひび割れやすい状態だったということがよく分かります。
まだオイルを塗った直後なので、しばらく置いて馴染ませてから仕上げの工程に向かいます。
レザーのオイル補給に私が使用しているのはこちら、マスタングペースト(MUSTANG PASTE)です。
革製品、レザーを使用したアイテムは世の中に数多く存在します。
革靴や革財布、レザーのベルトやバッグなどの革製品を愛用している方も多いのではないでしょうか。
バイク乗り、中でもハーレー乗りは革ジャン、レザーのライダースジャケットやレザーパンツ、レザーグローブなどで身を守るライダーも多く、革製品で身を固める割合も高いと思います。
今回はレザーアイテムのメンテナンスのお話です。
ペアスロープ(PAIR SLOPE)のレザーグローブ、PG-33Wです。
このグローブは冬用で、ペアスロープの中でも最高の防寒性を持つモデルです。
3年ほど使用していて、昨年の海外ツーリングにも使用していたのですが、旅の途中フィンランドでルッカ(Rukka)に出会い、以降使用することなく(ルッカがグローブくれたので・・・)、スペインから日本へ送った荷物の一部となりました。
帰国後荷物を整理し、このグローブはそのまま押入れの中へ・・・。
再びバイクで走り出したのは今年の夏前、夏の間はその存在を忘れられていたかのようなウインターグローブ、冬が近づき押入れから引っ張り出されたのがこの姿です。
ハードな使用にも耐え、私の手を守り続けてくれたペアスロープをメンテナンスします!(※長期間使用しない場合はメンテナンスしてから押入れに入れましょう・・・)
革は乾燥し、乾ききっています。表面は全体的にうっすら白くなっています。
手触りもカサカサしていて硬く、革本来の柔軟性が失われている状態です。
まずは表面の汚れを落としていきましょう。
汚れ落としとして使用したのはモウブレイ(M. MOWBRAY)のステインクレンジングウォーターです。
有機溶剤を使用していない天然素材のクリーナーで、革に優しく、しっかりと汚れを落とす、優秀なクリーナーです。
M. MOWBRAYは革靴を始め皮革用のメンテナンス製品を数多く製造しているメーカーです。東急ハンズやロフトなどの靴用品売り場に行けば置いています。
透明の液体洗剤で、粘度が低く水のようにサラッとしていますが、触ると少しぬるっとします。
少量を布につけて使用するのですが、目の細かいスポンジを使う方が使い勝手がいいです。少し泡立ち、クリーナーの持ちも良く、効率的に汚れを落とせます。
このオレンジ色のスポンジは革製品のクリーニング用のスポンジで、東急ハンズで100円で購入したものです。目が細かくてコシがあり、対象物を傷つけない優しさを持っています。
本来ならクリーナーの前にブラッシングをして大まかな汚れを落とすのですが、今回はその工程をすっ飛ばしていきなりクリーナーで汚れを落としていきます。
クリーナーをつけたスポンジで優しく撫でるように全体を擦っていきます。
スポンジの角が縫い目などの細部に入るので、やはり布を使うよりも効率的に汚れを落とせます。
スポンジを絞ることで余すことなくクリーナーを使えるのですが、布ではこうはいきません。また、泡立ちがいい具合に汚れを浮かすのですが、これもスポンジならではの利点だと思います。
クリーナーを使用した後は間髪置かずに乾拭きをします。
ステインクレンジングウォーターは革の染料を落とすことなく、汚れや油分、汗による塩分などを落とします。
革の油分補給に使うのはこれ一択、マスタングペースト(MUSUTANNGU PASTE)です。
固形状ですが体温で溶けます。なので指で簡単に塗り広げられます。
オイルやクリームなど、革製品の油分補給には様々な製品がありますが、この高品質な馬の油とごく少量の蜜蝋だけで作られた日本産マスタングペーストがベストだと思います。
マスタングペーストについて詳しくはまたの機会に・・・。
このように指でぬりぬり。
このマスタングペースト、みるみるうちに革の奥まで浸透していきます。素晴らしい浸透具合。
革がぐんぐんオイルを吸収し、瞬く間に潤いを取り戻していくのがわかります。
全体にオイルを塗り広げたら、ブラッシングして余分なオイルを落としつつ、細部にオイルを行き渡らせます。
マスタングペーストは馬の油なので、ここで使うブラシは馬毛のブラシが良さそうなのですが、使用したのは豚毛のブラシです。特に理由はありません。
均一にオイルを広げるイメージでサササッとブラッシングします。
アフターです。メンテナンス直後の様子。
向かって左側がノーメンテの右手用グローブ、向かって右側が今回メンテナンスした左手用グローブです。
メンテナンス後は黒色がしっかりと黒くなっていますね。オイルを補給した直後はマットな質感になりますが、馴染むと艶が出てきます。
色の違い以上に触った時の質感が違い、メンテナンス後はしっとりふっくら、革本来の柔らかさとしなやかさ、そして厚みが戻っています。
比較するとノーメンテ側はカサカサゴワゴワでぺったんこ、物理的に傷つきやすく、ひび割れやすい状態だったということがよく分かります。
まだオイルを塗った直後なので、しばらく置いて馴染ませてから仕上げの工程に向かいます。
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