昨日の記事の続きです。
取り付け前に下準備です。
リレーハーネスを車体に合わせてみたところ、アース線の長さが足りない事が分かりましたので、電線を繋いで延長します。
銅線同士を半田で繋ぎ、繋いだ部分に接着剤を塗って、繋ぎ目を覆うように熱圧縮チューブを被せます。ライターで熱圧縮チューブを炙るとチューブが縮んで電線に密着し、接着剤がはみ出ますが、このはみ出た接着剤が隙間をシールする事によって、防水の役目を果たします。
圧着工具で丸型端子を銅線に圧着し、圧着部分に半田を流します。
圧着端子に半田を併用する理由は、振動による抜け防止と、端子と電線の接触面積を増やす為、です。出来るだけ電圧のロスを低減する為のひと手間ですね。
では、車体に取り付けていきます。
まず、イグニッションオフ、バイクの電源を入れていない状態でバッテリーの電圧を計ります。13.68vですね。
バイクの電源を入れます。イグニッションオンの状態で、イグニッションコイル直前の電圧を計ると、11.98vでした。1.70v電圧が低下しています。
私のXL1200、これまでに色々ありまして・・・。思った通り、相当くたびれております。
配線図を見ながら結線していきます。空中で、しかも屋外で結線するのは難しいのですが、なんとか工夫しながらやっていきます。
結線が終わりました。イグニッションオンでバッテリー電圧を計ります。
この時の電圧は12.97vでした。ヘッドライトその他で約0.7v食われています。これもなんとかしたいですね・・・。
では、点火系リレーハーネスの先端、出口の電圧はどうなっているでしょうか。
ドキドキ・・・。
12.97v・・・!
結果はなんと、バッテリー電圧と全く同じ12.97vでした。
大元のバッテリーの電圧と変わらない電圧が、イグニッションコイル直前まできている、という事です。
つまり、この点火系リレーハーネスを使う事によって、バッテリー〜イグニッションコイル間の電圧のロスがゼロになったのです。リレーハーネスを装着する前と比べて、0.99v、約1.0v電圧を取り戻しました。素晴らしい・・・。
ひとつ気がかりな事があって、例えばツーリング中に何かトラブルが発生した場合、その原因を探る為と、いつでもノーマルの状態に戻しやすくする為に、2か所接続端子を使っていたので、そこで電圧が低下するかもしれない、と考えていたのです。
また、アースの延長や電線同士の接続を半田でしていたのですが、まあ、素人作業なので、ここでもロスがあるかもしれないな、と思っていました。
どうやら杞憂だったようです。
おそらくこのリレーハーネス自体が、優れた製品なのではないでしょうか。しっかりとした設計、素材、あとは作りですね。製品が優れているが故に、許容範囲が広いというか、性能の良さを数値でまざまざと見せつけられた感じです。
電気は目に見えないので、特に信頼性が必要だと思います。この製品は、間違いない。
という事で、今回の作業は大成功です。予想以上というか、「ロスゼロ」というこれ以上はない最高の結果が出たので、大満足ですね。嬉しいな・・・。
今回の点火系専用リレーハーネス、製作したのは愛知県一宮市の『TWIN TOP』
ツイントップさんです。電気マニアでチューニングマニアのyoshiさんという方が製作されています。
興味のある方は是非TWIN TOPのサイトをご覧になって下さい。様々なチューニングパーツを製作されています。これぞまさしくマニア。このリレーハーネスは、その序章に過ぎないのです。
点火系専用リレーハーネスがどういったものなのかは、TWIN TOPのサイトに詳しく載っています。
また、サイト内のブログもとても面白く、ためになります。
さらに、圧着端子の施工方法や結線、半田や圧着工具に関する情報も、惜しげもなく公開されています。私も今回作業をするにあたり、参考にさせてもらいました。
私が購入したのは、以前このブログでご紹介したファクトリーまめしばです。
まめしばさんのブログ、GS1000と日々の日記でも、点火系リレーハーネスについての解説があります。私はまめしばさんのブログでこのリレーハーネスを知ったので、ファクトリーまめしばで購入しました。
まめしばさんありがとうございます。
気になる方は是非・・・特に生産から10年以上経過した車両に乗っている方に、おすすめです!
Harley Davidson XL1200 L Sportster Low
ハーレー ダビッドソン スポーツスター ロー
取り付け前に下準備です。
リレーハーネスを車体に合わせてみたところ、アース線の長さが足りない事が分かりましたので、電線を繋いで延長します。
銅線同士を半田で繋ぎ、繋いだ部分に接着剤を塗って、繋ぎ目を覆うように熱圧縮チューブを被せます。ライターで熱圧縮チューブを炙るとチューブが縮んで電線に密着し、接着剤がはみ出ますが、このはみ出た接着剤が隙間をシールする事によって、防水の役目を果たします。
圧着工具で丸型端子を銅線に圧着し、圧着部分に半田を流します。
圧着端子に半田を併用する理由は、振動による抜け防止と、端子と電線の接触面積を増やす為、です。出来るだけ電圧のロスを低減する為のひと手間ですね。
では、車体に取り付けていきます。
まず、イグニッションオフ、バイクの電源を入れていない状態でバッテリーの電圧を計ります。13.68vですね。
バイクの電源を入れます。イグニッションオンの状態で、イグニッションコイル直前の電圧を計ると、11.98vでした。1.70v電圧が低下しています。
私のXL1200、これまでに色々ありまして・・・。思った通り、相当くたびれております。
配線図を見ながら結線していきます。空中で、しかも屋外で結線するのは難しいのですが、なんとか工夫しながらやっていきます。
結線が終わりました。イグニッションオンでバッテリー電圧を計ります。
この時の電圧は12.97vでした。ヘッドライトその他で約0.7v食われています。これもなんとかしたいですね・・・。
では、点火系リレーハーネスの先端、出口の電圧はどうなっているでしょうか。
ドキドキ・・・。
12.97v・・・!
結果はなんと、バッテリー電圧と全く同じ12.97vでした。
大元のバッテリーの電圧と変わらない電圧が、イグニッションコイル直前まできている、という事です。
つまり、この点火系リレーハーネスを使う事によって、バッテリー〜イグニッションコイル間の電圧のロスがゼロになったのです。リレーハーネスを装着する前と比べて、0.99v、約1.0v電圧を取り戻しました。素晴らしい・・・。
ひとつ気がかりな事があって、例えばツーリング中に何かトラブルが発生した場合、その原因を探る為と、いつでもノーマルの状態に戻しやすくする為に、2か所接続端子を使っていたので、そこで電圧が低下するかもしれない、と考えていたのです。
また、アースの延長や電線同士の接続を半田でしていたのですが、まあ、素人作業なので、ここでもロスがあるかもしれないな、と思っていました。
どうやら杞憂だったようです。
おそらくこのリレーハーネス自体が、優れた製品なのではないでしょうか。しっかりとした設計、素材、あとは作りですね。製品が優れているが故に、許容範囲が広いというか、性能の良さを数値でまざまざと見せつけられた感じです。
電気は目に見えないので、特に信頼性が必要だと思います。この製品は、間違いない。
という事で、今回の作業は大成功です。予想以上というか、「ロスゼロ」というこれ以上はない最高の結果が出たので、大満足ですね。嬉しいな・・・。
今回の点火系専用リレーハーネス、製作したのは愛知県一宮市の『TWIN TOP』
ツイントップさんです。電気マニアでチューニングマニアのyoshiさんという方が製作されています。
興味のある方は是非TWIN TOPのサイトをご覧になって下さい。様々なチューニングパーツを製作されています。これぞまさしくマニア。このリレーハーネスは、その序章に過ぎないのです。
点火系専用リレーハーネスがどういったものなのかは、TWIN TOPのサイトに詳しく載っています。
また、サイト内のブログもとても面白く、ためになります。
さらに、圧着端子の施工方法や結線、半田や圧着工具に関する情報も、惜しげもなく公開されています。私も今回作業をするにあたり、参考にさせてもらいました。
私が購入したのは、以前このブログでご紹介したファクトリーまめしばです。
まめしばさんのブログ、GS1000と日々の日記でも、点火系リレーハーネスについての解説があります。私はまめしばさんのブログでこのリレーハーネスを知ったので、ファクトリーまめしばで購入しました。
まめしばさんありがとうございます。
気になる方は是非・・・特に生産から10年以上経過した車両に乗っている方に、おすすめです!
Harley Davidson XL1200 L Sportster Low
ハーレー ダビッドソン スポーツスター ロー
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