ペアスロープのレインウェア / PAIR SLOPE rainwear

バイクに乗ってて嫌な事のひとつに「雨」があると思います。好きな人は少ないはずです。
雨の日はバイクに乗らない、という人も多いでしょう。バイクも汚れて、雨水が錆の元にもなり、雨具も必要です。
・・・そう、今日は雨具、レインウェアの話です。

私は1年を通してほぼ毎日バイクに乗ります。雨の日も台風の日も、積もらなければ雪が降っていても気温が氷点下でも。ハードにバイクに乗る人にとってはレインウェア選びは重要で、悩ましいところですよね。皆さんはどうされているでしょうか?私が愛用しているレインウェアはこれです。







PAIR SLOPE
ペアスロープ製のレインスーツです。
もう5年くらい使っていて、2〜3回防水スプレーをふった以外はほぼノーメンテですが、未だ雨具としての機能は健在です。
詳しくはPAIR SLOPEのサイトに書かれていますが、こだわりの国産品です。

私はこのPAIR SLOPEを知るまでに、幾つかのレインウェアを着潰してきました。サイクリング用のカッパは1回の走行でダメになり、アウトドアメーカーのレインウェアは1回の長旅でダメになり、バイク用の他メーカーのレインウェアもそれほど長持ちしませんでした。
「バイク レインウェア」で色々と検索している内にPAIR SLOPEを知り、これは良さそうだと思って購入を決めました。

ゴアテックスなどに代表されるこの手の防水用途の機能素材の品質評価として、耐水圧と透湿性が挙げられます。
耐水圧は、耐・水圧、つまりその素材に対してどのくらいまで水圧が掛かっても大丈夫なのかというのが数値で表されていて、その数値の高さがイコール防水性能になるのですが、バイク走行で使用する場合は少し事情が異なるようです。
過去にゴアテックスの中でも上位グレードの、耐水圧が高い素材で作られたアウトドア用レインウェアを使用していた時期があるのですが、防水が長持ちせず、1年でダメになりました。縫い目からとかではなく、素材を通して雨が入ってくるようになったのです。

おそらくこれは、歩いている時に当たる雨と、バイクで走行している時に当たる雨の、強さが違う為だと思います。バイクで走行していると、たとえそれが時速5〜60キロほどのスピードだったとしても、歩いている時ではありえない雨の当たり方をしますよね?体に当たる雨粒が痛いほどです。
この体に当たる雨粒のスピードと衝撃と数(量)は、単純に耐水圧では評価出来ないのではないか、と考えています。
いずれにせよ、天下のゴアテックスの、それも上位グレードを使用したレインウェアでも満足いく結果にはならなかったのです。

もう最新の機能素材では無理かも知れない、やはり雨対策は昔ながらのずっしり重いゴム引きしかないのか、と思ったりもしたのですが、そんな私をPAIR SLOPEが救ってくれました。いずれはダメになるでしょうが、私の使い方で5年もってくれたので、私は大満足です。と言ってもまだまだ使えそうなので、着潰すまで着るつもりです。

透湿性は、中から外への湿気の抜けやすさで、数値が高いほどレインウェアの中の湿気が抜けやすくドライ、という事です。
この点もPAIR SLOPEは優れていて、不快に感じる事はありません。

高機能で長持ちなので、レインウェアに苦労されている方にはお勧めします。
あとは見た目のデザインと色が気にいるか、ですね。
私は雨でも濡れなければそれでOKです。





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