ハバロフスクに向けて出発

2016年タンデム旅行
6月8日 水曜日
ウラジオストク〜ハバロフスク ロシア



朝5時起き、準備準備。





7時出発、雨。






先頭はBMW R1200GS ハン、真ん中スーパーカブ チョイ、後ろXL1200 俺と奈奈。
1200cc 2台で109cc をサンドイッチ。ハンに先導されて幹線に向かう。
ハンの後ろ姿が、8年前、同じように幹線に導いてくれた藤本周三さんの姿と重なり、胸が熱くなる。



ハンのナビゲートでウラジオストクを出て幹線へ。








給油中に韓国人4人とフランコのBMW GS軍団が走り去っていく。

















晴れてきた。








カフェで昼飯、ロシア人が日本語で話しかけてくる。こっちに興味津々の様子。名前はウラディミール。
「私はあなたたちのことが本当に心配です。何かあればすぐに電話してください」と言って名刺を渡される。めちゃいいやつ。
親切なロシア人が日本語(たいていは敬語)を喋ると、より一層親切に感じる。








快晴、素晴らしい景色が続く。
途中ハンとチョイにメッセージをもらう。








路肩で休憩中にBMW 軍団がやってくる。いつの間にか追い越していた模様。
「早いですね〜」とキムさんがひと言。
美しい景色。



















ウラジオストクからハバロフスクの間、道は一ヶ所、未舗装の区間がある。割とフラットなダート。














そのダート走行の後でサイドボックスのステーの破損を発見。パラシュートコードで応急処置。














アスファルトでも穴ぼこに注意。




薄暗くなる頃、結構おっきい虫の大群に遭遇、ぶつかって潰れた虫の死骸でヘルメットのシールドがぐちゃぐちゃ。まるでホラー映画。
そのあとすぐ雨、日が落ちる。雨が激しくなって真っ暗、虫の死骸と雨で視界最悪。
夜10時、大雨の中ハバロフスクに到着。
時速80〜100Kmで巡航。ハンは休憩を多めに取り、スーパーカブのチョイとタンデムの俺と奈奈に無理のないよう、かなりペースを抑えてくれた。
スーパーカブ、心配していたチョイはとても疲れているが、なんとか750Km走りきる。最後の方はほぼ修行。よく走った。





ホステルのカフェで晩飯。チョイが注文したレモンティーのレモンがないと言ったら大量のレモンが・・・。






感動的で冒険的な旅の始まり。同行してくれたハンとチョイに感謝。
奈奈もお疲れさん。





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