2016年タンデム旅行
6月23日 木曜日
ケメロボ ロシア
朝ウラジミールが仕事に出る。奈奈とふたりウラジミールの家でリラックス。
向かいの空き地にはアパートが建つみたい。これからさらに人が増えてより一層賑やかになるであろうニュータウン。
冷蔵庫の食材もキッチンも自由に使っていいと言ってくれたけど、俺も奈奈も調理することはなく、昨日の残り物を頂く。
整理されたキッチン。キッチンだけでなく、家の中、隅々まできれいに整理されていて、ウラジミールの几帳面さと繊細さが窺える。
そのウラジミールの家の、バルコニーに出る扉のカーテンにコーヒーをこぼすという失態。奈奈に報告してふたりで必死になって拭く。綺麗になってよかった焦った。
6月23日 木曜日
ケメロボ ロシア
朝ウラジミールが仕事に出る。奈奈とふたりウラジミールの家でリラックス。
向かいの空き地にはアパートが建つみたい。これからさらに人が増えてより一層賑やかになるであろうニュータウン。
冷蔵庫の食材もキッチンも自由に使っていいと言ってくれたけど、俺も奈奈も調理することはなく、昨日の残り物を頂く。
整理されたキッチン。キッチンだけでなく、家の中、隅々まできれいに整理されていて、ウラジミールの几帳面さと繊細さが窺える。
そのウラジミールの家の、バルコニーに出る扉のカーテンにコーヒーをこぼすという失態。奈奈に報告してふたりで必死になって拭く。綺麗になってよかった焦った。
10時になったらウラジミールの妹の旦那さんのサーシャが来る、と聞いてたけどやってきたのはウラジミールのお母さん。オシャレで華やかでおしゃべり好きのママ。
犬も可愛くて綺麗。
食卓に花を生けるママ。手作りのイチゴのカンポートを頂き、瓶詰めのイチゴのジャムをプレゼントしてくれた。そして奈奈がママの家に連れて行かれた。
家には俺ひとり、少しするとウラジミールの義理の弟のサーシャがやってきて付いてこいの仕草。今日はこのサーシャが修理工場に連れて行ってくれる。
サーシャの車に乗って走り出すが、すぐに近くのアパートの前に車を止める。しばらくすると奈奈とママが中から出てきて車に乗る。奈奈はママに服貰ってた。あと袋にパンパン詰まったプレッツェル。バイク旅にちょうどいい。
サーシャの車でXL1200 を停めてる駐車場に行き、
サーシャの先導で修理工場へ。
ウラジミールは昨日何時間もかけて修理工場を探してくれていた。きっと腕が良く、安い工場を探してくれたのだと思う。
たどり着いたのは昔ながらの修理工場。炎天下の中サーシャが自分の工具を出してサイドボックスとリアボックスの取り外しを手伝ってくれた。取り付けステーが複雑に組んであって取り付け取り外しがかなりめんどくさいけど二人でやると捗る。ほんまに申し訳なくなるくらいにみんな親切で、ありがたい。
バッテリーのマイナス線を外して準備OK 。
3度目の溶接スタート。サーシャは溶接の補助もやってくれた。
ここは昔ながらの修理工場。炎天下の中、土煙が舞う工場前でママと犬は車で待機。本当に申し訳ない。途中外に出て様子を見に行く。ガリアーチ(熱い)、イズビニーチェ(ごめんなさい)とママに言うとママはにっこり笑ってハラショー(いいのよ)と言ってプレッツェルを差し出してくれた。優しいお母さんでほんま助かる。
修理はバッチリ、溶接跡も綺麗。これで旅を続けられる。
溶接は5か所で時間にすると3〜40分ほど。支払ったのは300ルーブル、日本円でおよそ450円。ロシアは溶接が安い。
リアボックスとサイドボックスと中に入ってた大量の荷物をサーシャの車に詰め込んで・・・
来た道を戻り、
駐車場に入る。
取り付けはまたサーシャの手を借りながら。
自分で組んだからよくわかるけどボックスの取り付けはほんまに複雑。初見でよく手伝えると感心する。
ママが楽しそうにしてて気持ちがすごく救われる。
取り付けが無事終わり、メッセージをもらう。
わがままな旅人に付き合ってくれてありがとう。
昨日のカフェまで送ってもらってママ、サーシャとお別れ。サーシャはかなりのハードワークやったし、ママも炎天下車で待って疲れたはず。本当にありがとう。
予定通り3時にウラジミールと合流して家でペリメニを頂く。ペリメニ大好き。
カーテンにコーヒーをこぼしたことを謝ると「ノープロブレム」とひと言。
そのあとはエリャンの車でセントラル観光!
教会や寺院、モスク、中まで入ったのは初体験。美しい歌声が響き、ドキドキする。
どこも神聖な場所で、独特の緊張感がある。敬虔な信者が集まり、祈りを捧げる。
ロシアでこういった光景を見るのも初めて。いろんな意味で衝撃的な時間やった。
エリャンと別れ、その後は3人で歩いて観光。車で街を走り回ってくれたエリャン、ウラジミールと同じく親切で優しかった。友達のゲストをもてなしてくれるその気持ちがとてもうれしい。エリャンありがとう。
3人でひたすら歩く。
ウラジミールが通った学校。ウラジミールは地元ケメロボを愛する男。
セントラルには劇場があり、 噴水があり、歴史的なモニュメントもあって、多くの観光客で賑わう。
ひとりオーケストラ?のおっちゃんもおっておもろい。
第二次世界大戦の遺品と永遠の炎。何も気にせず永遠の炎に近づいていったらウラジミールに止められた。台の上は立ち入り禁止みたい。
川に出て、
川沿いをひたすら歩く。
先には遊園地。
そのまま遊園地を抜けて、
町中を漂う綿の正体ポプラ並木を突き進み、
栗原さんがウラジミールと出会った場所に出る。
ウラジミールは栗原さんとの思い出の場所を辿りながら観光案内してくれていた。
8年前の旅でシベリアの道で出会った栗原さん。俺が出会ったその日に栗原さんはウラジミールと出会い、今日の俺らと同じようにウラジミールの親切に触れ、この街ケメロボで数日過ごした。8年後の今、今度はその栗原さんの紹介でウラジミールに世話になっている俺と奈奈。とても感慨深く、有意義な時間。巡り合わせが奇跡のよう。
まだまだ歩く、今渡ってる橋は大きく揺れ、そのすぐ横に使われていない古い橋。
どんどん進む、左手には火力発電所、右手には命がけの落書き。
丘の上に立つロシアの有名な彫刻家の彫刻。鉱山で働く男の象徴、胸には心臓の鼓動のリズムで淡く光る灯火。このポイントは鉱山で、今はもうないが昔多くの鉱夫が働いていた。
丘の上から望むケメロボの街と道、ここもウラジミールにとって栗原さんとの思い出の場所。ウラジミールにとって栗原さんと過ごした日々は今でもいい思い出になっていることがわかる。日本人の俺と奈奈が歓迎されたのもそのおかげ。この機会を与えてくれた栗原さんに感謝。
帰りは電車、ロシアの電車、これも初体験。
KFC で晩御飯!
部屋に戻り、古くから伝わるお守り(魔除け?)を頂く。ウラジミールがいろんな国のコインを見せてくれた。ウラジミールも旅好き。栗原さんが残した日本紙幣もあった。
奈奈が日本の小銭を見せると50円玉に興味津々。真ん中に穴が空いてるのが面白いみたい。そのまま50円玉をプレゼント。
今日は歩いた。日本にいる時にはないほどハイペースにハードに歩いて歩き疲れた。
ウラジミールは仕事が終わってすぐ、より疲れたと思う。親切すぎて優しすぎて申し訳なくなる。ウラジミールのおかげでケメロボを、ロシアを深く知ることができ、旅もより一段とディープになった気がする。
心地よい疲労と安心感に包まれながらウラジミール宅で2度目の床に就く。
Harley Davidson XL1200 L Sportster Low
ハーレー ダビッドソン スポーツスター ロー
犬も可愛くて綺麗。
食卓に花を生けるママ。手作りのイチゴのカンポートを頂き、瓶詰めのイチゴのジャムをプレゼントしてくれた。そして奈奈がママの家に連れて行かれた。
家には俺ひとり、少しするとウラジミールの義理の弟のサーシャがやってきて付いてこいの仕草。今日はこのサーシャが修理工場に連れて行ってくれる。
サーシャの車に乗って走り出すが、すぐに近くのアパートの前に車を止める。しばらくすると奈奈とママが中から出てきて車に乗る。奈奈はママに服貰ってた。あと袋にパンパン詰まったプレッツェル。バイク旅にちょうどいい。
サーシャの車でXL1200 を停めてる駐車場に行き、
サーシャの先導で修理工場へ。
ウラジミールは昨日何時間もかけて修理工場を探してくれていた。きっと腕が良く、安い工場を探してくれたのだと思う。
たどり着いたのは昔ながらの修理工場。炎天下の中サーシャが自分の工具を出してサイドボックスとリアボックスの取り外しを手伝ってくれた。取り付けステーが複雑に組んであって取り付け取り外しがかなりめんどくさいけど二人でやると捗る。ほんまに申し訳なくなるくらいにみんな親切で、ありがたい。
バッテリーのマイナス線を外して準備OK 。
3度目の溶接スタート。サーシャは溶接の補助もやってくれた。
ここは昔ながらの修理工場。炎天下の中、土煙が舞う工場前でママと犬は車で待機。本当に申し訳ない。途中外に出て様子を見に行く。ガリアーチ(熱い)、イズビニーチェ(ごめんなさい)とママに言うとママはにっこり笑ってハラショー(いいのよ)と言ってプレッツェルを差し出してくれた。優しいお母さんでほんま助かる。
修理はバッチリ、溶接跡も綺麗。これで旅を続けられる。
溶接は5か所で時間にすると3〜40分ほど。支払ったのは300ルーブル、日本円でおよそ450円。ロシアは溶接が安い。
リアボックスとサイドボックスと中に入ってた大量の荷物をサーシャの車に詰め込んで・・・
来た道を戻り、
駐車場に入る。
取り付けはまたサーシャの手を借りながら。
自分で組んだからよくわかるけどボックスの取り付けはほんまに複雑。初見でよく手伝えると感心する。
ママが楽しそうにしてて気持ちがすごく救われる。
取り付けが無事終わり、メッセージをもらう。
わがままな旅人に付き合ってくれてありがとう。
昨日のカフェまで送ってもらってママ、サーシャとお別れ。サーシャはかなりのハードワークやったし、ママも炎天下車で待って疲れたはず。本当にありがとう。
予定通り3時にウラジミールと合流して家でペリメニを頂く。ペリメニ大好き。
カーテンにコーヒーをこぼしたことを謝ると「ノープロブレム」とひと言。
そのあとはエリャンの車でセントラル観光!
教会や寺院、モスク、中まで入ったのは初体験。美しい歌声が響き、ドキドキする。
どこも神聖な場所で、独特の緊張感がある。敬虔な信者が集まり、祈りを捧げる。
ロシアでこういった光景を見るのも初めて。いろんな意味で衝撃的な時間やった。
エリャンと別れ、その後は3人で歩いて観光。車で街を走り回ってくれたエリャン、ウラジミールと同じく親切で優しかった。友達のゲストをもてなしてくれるその気持ちがとてもうれしい。エリャンありがとう。
3人でひたすら歩く。
ウラジミールが通った学校。ウラジミールは地元ケメロボを愛する男。
第二次世界大戦の遺品と永遠の炎。何も気にせず永遠の炎に近づいていったらウラジミールに止められた。台の上は立ち入り禁止みたい。
川に出て、
川沿いをひたすら歩く。
先には遊園地。
そのまま遊園地を抜けて、
町中を漂う綿の正体ポプラ並木を突き進み、
栗原さんがウラジミールと出会った場所に出る。
ウラジミールは栗原さんとの思い出の場所を辿りながら観光案内してくれていた。
8年前の旅でシベリアの道で出会った栗原さん。俺が出会ったその日に栗原さんはウラジミールと出会い、今日の俺らと同じようにウラジミールの親切に触れ、この街ケメロボで数日過ごした。8年後の今、今度はその栗原さんの紹介でウラジミールに世話になっている俺と奈奈。とても感慨深く、有意義な時間。巡り合わせが奇跡のよう。
まだまだ歩く、今渡ってる橋は大きく揺れ、そのすぐ横に使われていない古い橋。
どんどん進む、左手には火力発電所、右手には命がけの落書き。
丘の上に立つロシアの有名な彫刻家の彫刻。鉱山で働く男の象徴、胸には心臓の鼓動のリズムで淡く光る灯火。このポイントは鉱山で、今はもうないが昔多くの鉱夫が働いていた。
丘の上から望むケメロボの街と道、ここもウラジミールにとって栗原さんとの思い出の場所。ウラジミールにとって栗原さんと過ごした日々は今でもいい思い出になっていることがわかる。日本人の俺と奈奈が歓迎されたのもそのおかげ。この機会を与えてくれた栗原さんに感謝。
帰りは電車、ロシアの電車、これも初体験。
部屋に戻り、古くから伝わるお守り(魔除け?)を頂く。ウラジミールがいろんな国のコインを見せてくれた。ウラジミールも旅好き。栗原さんが残した日本紙幣もあった。
奈奈が日本の小銭を見せると50円玉に興味津々。真ん中に穴が空いてるのが面白いみたい。そのまま50円玉をプレゼント。
今日は歩いた。日本にいる時にはないほどハイペースにハードに歩いて歩き疲れた。
ウラジミールは仕事が終わってすぐ、より疲れたと思う。親切すぎて優しすぎて申し訳なくなる。ウラジミールのおかげでケメロボを、ロシアを深く知ることができ、旅もより一段とディープになった気がする。
心地よい疲労と安心感に包まれながらウラジミール宅で2度目の床に就く。
Harley Davidson XL1200 L Sportster Low
ハーレー ダビッドソン スポーツスター ロー
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