ユーザー車検当日行きしなで始動不可に陥るの巻


車検当日雨上がりの朝、濡れたついでに水ぶっかけて洗車し、タオルでふきふき。

シフトパターンのシールが朽ち果てていたので「1-N-2-3-4-5」と油性マジックでシフト順を手書き。
これで準備万端。二人乗りで出発、向かうは和泉自動車検査登録事務所。



いくつかの角を曲がり加速しようとするとパッセンジャーから「ウィンカー点いてないで」とひと言。
確認すると確かにウィンカーが点滅していない。あれ?メーターの動きがおかしい。なんやこれ?

信号で止まり、キーをオフにしてエンジンを止める。なんかよーわからんけど電源入れ直したらいけるやろー、とキー(イグニッション)をオンにしてセルボタンを押すが、エンジンが掛からない。えっ?・・・セルの反応がない。

とりあえず降りてバイクを押して歩道に避難。キーを回してオンオフオンオフしても、キルスイッチをオンオフオンオフしても、セルは反応せず。ターンシグナルも点灯せず。今日は車検。

セルが反応してないってことはイグニッション系統かと配線を辿るが、特に異常は見当たらない。外から見る範囲では・・・。

サイドカバーを開けるとヒューズボックスが濡れているのが確認できた。原因はこれか?
ヒューズをひとつずつ取り、接点をタオルで拭いてきれいにしながらヒューズが切れてないか空に透かして見る。6個あるヒューズはどれも切れている様子はない。メインヒューズも切れてない。
ヒューズボックスもタオルで拭き、水気と汚れを取る。ヒューズを嵌めて始動を試みるが、やはりセルが反応しない。

原因がわからん。

路上、携帯している工具も車検用の最低限のものだけで、この場ではどうしようもない。

ここは堺(正確には高石市)、堺にはスパークモーターサイクルがある。とりあえずJAF呼んで、それからスパークモーターサイクルまで運んでもらおうか。

ということでスパークモーターサイクル大北さんに電話。事情を話し、JAFのレッカーでのスポーツスター搬入のご承諾を頂く。

次にJAFに電話。「取石6丁目南の交差点」がなぜかうまく伝わらず、「西取石ですね?」「え〜と、西取石南ですね?」「取石南6丁目西ですね?」「西取石南6丁目ですね?」「取石西6丁目南ですね?」と「西」とひと言も言ってないのに「西」が入ってひどく混乱する。
「取石6丁目、南です!」

ようやく伝わり、その交差点すぐそばのローソンに来てもらうことにする。広い駐車場があり、レッカーに積み込む際の渋滞の発生を防げる。

「あっ、新しいローソンですね?」
「多分そうです」
「ローソンの店員さんにひと声掛けておいて頂けますか?」
「わかりました」
「では今から手配します。35分で到着予定ですので安全な場所でお待ちください」
「ありがとうございます」

交差点からバイクを押してローソンへ。パッセンジャーがコーヒーを買っている間に店員さんに事情を説明し、レッカー車を駐車場に入れることを快諾してもらう。



とりあえずコーヒーで一服。

あー、今日車検無理やなー、と思いながら待ち時間を利用して再びヒューズとヒューズボックスをタオルでふきふき。ヒューズを嵌めてキーを回すと、あれれ?さっき点いてたメーターのオドが消えてる。これはもしや・・・。

もう一度ヒューズをひとつずつ空にかざして確認すると、そのうちのひとつ、ヒューズが切れていた。切れたヒューズの隙間から希望の光が見えた。

切れているヒューズをスペアの位置(ヒューズボックスの右下)に挿し、キーを回してセルを押すとあっけなくエンジン始動。パッセンジャーと目が合う。

どうやら元々イグニッションの位置(ヒューズボックスの右上)に挿さってたヒューズが切れて、ヒューズの抜き挿しをしている間にそれが移動し、計器の位置(ヒューズボックスの右中)にきたことでメーターのオドが表示されなかったようです。
気付いてよかった。

ローソン敷地内を試走し、とりあえず走れることを確認。
早速スパーク大北さんに電話してヒューズが切れていたこととエンジン掛かったことを報告、そしてJAFにキャンセルの電話。
そのすぐ後に知らない電話番号から着信があり、出るとレッカー車のドライバーからでもう近くにきていると。事情を説明し自走で動けることを伝える。

「また何かあればすぐに連絡してください」
「ありがとうございます」

35分で到着予定のところを20分ほどできてくれたようで、飛んでやってきてくれたのかと思うと申し訳ないのですが今から車検に向かいます。
お騒がせしました。

行きしにスパークモーターサイクルに寄り、ヒューズを頂く。
そうそう、前々回の車検ではラインに入ってからクラクションが鳴らないことが発覚、一度車検場を出てスパークモーターサイクルに駆け込み、クラクションを借りて車検場にUターンしたっけ。ほんといつもお世話になります。

久しぶりの大北さん。相変わらず爽やか。ゆっくり話したいけど車検に急ぐ。










受付時間は12時45分から15時45分まで、なのでまだ間に合います〜。
ほぼ2年に一回しか走らんけどこの道結構好き。







到着。



手続きを済ませてラインに行くと意外と空いていました。最後列やけど前に4台だけ、早めにきて長い列に並ぶよりもこっちの方がいいかも。






光軸で「×」が出たら並び直そうと思ってたので、今回は工具は仕込まずにポッケに入れたままラインに進入。ヘッドライト検査で検査官の方に「かなり右向いてますよー」と言われましたが、ハンドルを思いっきり左に切って(前後タイヤが固定されていますのであれですが力技で若干左右に動かせます)見事「◯」。

心配していた排ガス検査も無事に通り、聞くと「かなり優秀な数値です」とのお言葉を頂きました。
距離を走っているのでサイレンサーの触媒が心配だったのですが、ハーレーの純正マフラーは思っていたよりタフなようです。






ということで見事合格。

なんかあるんちゃうかという予感があったのですが、まさかエンジン始動不可に陥るとは思いもよりませんでした。
ヒューズが切れるっておそらく10年前にロシアシベリアのダートで電装系破損して以来。原因はわかりませんが、こんなことまあないですよ普段走ってて。

普段しないシャワー洗車がまずかったかな?乾いて治ったらいいのですが、しばらくは様子見ですね。

これを機に一度全体的に、本格的に整備しなくては、と思います。



2 件のコメント :

  1. こういうこともあるんですね。参考になりました。

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  2. 過去にロシアで電気系統メチャクチャになって以来電気に不安があるのでいっそのことハーネス新しくやり直そうかと検討中です。

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