SHORAI バッテリーのトラブル

ハーレースポーツスター に搭載しているSHORAIバッテリー。

一年ほど前から使用し始め、その性能に大いに満足していたところ、先日思わぬトラブルに見舞われました。突然のバッテリー上がりです。



出先でバイク置き場にバイクを置き、数時間後さあ帰ろとイグニッションオンにしてセルボタンを押した瞬間メーター・灯火類がシャットダウン。
レスキューにきてくれた現地のバイク屋さんにその場で電圧を計ってもらうと、7vまで落ち込んでいることがわかりました。

直前(バイク置き場にバイクを置く)までは、電圧計の数値が通常の電圧範囲を示していたことは確認しています。
一体何が起こったのか?

トラブルの原因は「水の侵入」でした。

家に帰ってバッテリーを取り外してわかったのですが、バッテリーを振ると「チャプチャプ」と水が揺れる音がしたのです。
SHORAIリチウムバッテリーは、鉛バッテリーに使用される電解液(希硫酸)を使用していません。内部に水分は無いはずです。

保証のこともあるので(SHORAI JAPANでは条件付きで最大3年間の保証をしています)、SHORAI JAPANに問い合わせをし、担当の方と幾度かのメールのやり取りをしました。
やはり「バッテリー内部に液体はない」という回答を頂き、外部からの水の侵入が今回のトラブルの原因であることが判明しました。原因がわかってスッキリ。

SHORAIバッテリーは防塵・防滴仕様として作られています。しかし、充電ポート部分から水が侵入する場合があるようで、でも、どうもケースから漏れてるようで(ひっくり返してバッテリー振るとマイナス端子付近?ケースの繋ぎ目?から水が出てる?)、詳しく状況の説明をすると、バッテリーを検査してもらうことになりました。

というわけでSHORAI JAPANにバッテリー郵送。
郵便局で「バッテリーは送れません」と一度断られましたが話を聞くとどうも希硫酸が郵送できない理由のようで、リチウムで希硫酸が入っていないことを説明し、品名に「バッテリー(希硫酸なし)」と書いて、無事郵送OK。

バッテリーが先方に届いてすぐに連絡があり、検査の結果、バッテリー内部に大量の水が侵入し、ショートによって破損している状態、であることがわかりました。やはり充電ポート部分から水が侵入したのではないか、ということでした。

SHORAI JAPANでは条件付きで最大3年間の保証をしています。
本来「水の混入での破損は補償証対象外」となるのですが、今回は特別に、というか、幾度かのメールのやり取りをし、詳しい状況を説明したこともあって、保証対象として頂きました。

さらに、購入した日からは1年を少し過ぎていたのですが、「7〜12ヶ月」の使用期間として、75%の割引で新品バッテリーに交換してくださりました。

SHORAI JAPAN、アフターサービスが、良い!

いや、そもそも問い合わせフォームから問い合わせをしたのが日曜日だったのですが、その日すぐに返事をくださって、最初から対応が素晴らしく早く、丁寧で、良かったんですね。

ここでひとつおことわり。原則、SHORAI JAPANでは「水の混入での破損は補償証対象外」となります。今回のケースはあくまでも私の使用状況やトラブルの状況、様々な事象を考慮して判断されたレアケースです。
なので同様のトラブルで同等の保証は期待しないでください。私に関しても今回限りの対応です。

さて、保証対象にならなくてもSHORAIをリピートするつもりでいたのですが、兎にも角にも、送付先を伝えた翌日に新しいバッテリーが届きました。
このあたりのスピーディーさもユーザー目線で最高です。










で、開封。

今回のトラブルの原因は水の侵入。原因がわかれば対策ができます。

全てのSHORAIユーザーに送る珠玉の?対策編はまた次回

0 件のコメント :

コメントを投稿