先日の続きです。
SHORAI JAPANからバッテリーが届いたので早速開封。まずは電圧を図ります。
「13.39v」ですね。定格容量90%でバッチリ。
DERTLANバッテリーテンダーリチウム用で充電。10分ほどで満充電のサイン。
「14.42v」で、定格容量100%を満たしています。
SHORAIリチウムバッテリーの充電についてはこちらをどうぞ。
今回は雨などの水対策、SHORAIバッテリーの防水処置です。
『Dr.メガワットのLFXバッテリーを正しくご使用頂く為のヒントとアドバイス!』の裏面に防水/腐食の対策が書かれています。
SHORAI JAPANに問い合わせをしたところ、充電ポートから水が侵入する場合がある、とのことでした。
充電ポートはプラスチックで蓋がされていますが・・・
このように指で簡単にめくれます。見えている5ピンの端子が「SHORAIバッテリー専用充電器」専用の充電ポートです。
Dr.メガワットはこの5ピンポートを絶縁グリスで埋めることを強くおすすめしています。
で絶縁グリスてなんやとネットショップで物色しましたがこれはあかんととりあえず2りんかんに走り、ゲットしたのがこちら。
ネットで検索すると「絶縁グリス」として売られているものが非常に高価でしかも量が多かったりするのですがさすが二輪用品店、調度良いサイズのものが程よい価格で売られています。SHORAIバッテリーの充電ポートを埋めるだけなので絶縁グリスは何百グラムもいりません。用途が一台のオートバイなので他に使い道もない。
ね、「絶縁」と書かれているでしょ。
こちらの「スーパーマルチグリス」は内容量5gです。今回使う量は少しだけなのでこれでも余りますが、樹脂やゴムなどにも使用できて色々使い勝手が良さそうなので何かの時に贅沢に使うことにしましょう。
キタコ(KITACO) スーパーマルチグリス 5g 【品番】 0900-969-00280 [HTRC3]
このように充電ポートを隙間なくグリスで満たします。このあと蓋をして、さらに蓋をシールして、充電ポートを完全密閉していきます。
今のところ充電に関してはバッテリーテンダーで事足りているのでSHORAI専用の充電器(SHORAI社製)を使う予定はないのですが、もし今後SHORAI専用の充電器を使うことになったとしても復旧は容易です。柔らかいシールを使うので。
使用するのはこちら。
2りんかんにはこのサイズのガスケットが5~6種類?ほど置いてあったのですが、選んだこちらのガスケットは流動薄付けのシリコン系液状ガスケットです。色も黒で目立たんでいいかなと。
パッケージに「黒塗装のエンジンに最適!」と書かれていたので耐熱性も十分かと。
DAYTONA(デイトナ) 液状ガスケット 薄付け 黒 10g78892
マスキングしていきます。
シールするのはケースの接合部分、充電ポート、 そしてプラスとマイナスの端子部分の根元です。
ガスケットはこんな感じで、ちょう度も丁度良い。
しっかりと隙間を埋めていきます。
ガスケットが乾くのを待ってマスキングを剥がしていきます。半乾きで剥がすのが剥がしやすくて良いです。
充電ポートも完全にシールします。
プラスとマイナスの端子の根元もシールします。
あとはガスケットが完全に乾くのを待って、完成です。
この方法では充電ポートを完全に塞いでしまうので、SHORAI製の専用充電器は使用することができません。もし使うのであれば、いったんバイクからバッテリーを取り外して、ガスケットを剥いで、端子に塗った絶縁グリスを綺麗に取り除いたあと、充電ポートに専用充電器を接続しなければなりません。
SHORAIの充電については以前詳しく書いているのですが、通常の鉛バッテリー用充電器でも充電できるとSHORAI JAPANはアナウンスしています。ただし、いくつかの条件があります。詳細はホームページやバッテリー付属の取扱説明書に明記されています。
SHORAI製の充電器(日本専用モデルSHO-BMS01-JP)は、SHORAIバッテリーの性能や寿命を100%使い切るために設計されていて、長くSHORAIを使うのであれば専用の、SHORAI製の充電器を使うに越したことはないと思います。
ひと昔前と比べると価格もずいぶん手頃です。
SHORAI LFX バッテリーチャージャー/テンダー(日本専用モデル) SHO-BMS01-JP
しかし、SHORAIバッテリーは「充電ポートやケース接合部分から水が侵入する恐れがある」ので、雨ざらしや雨天走行(あ、あと水を使っての洗車)でバッテリー本体が濡れる可能性があるバイクでは、バッテリートラブルのリスクが発生します。特に「充電ポート」が危険です。
ちなみに私の相棒ハーレースポーツスター はシートやフレーム伝いに雨がバッテリーBOX内に入る構造、バッテリー本体が濡れやすい形になっています。
なのでSHORAIバッテリーを使用する際にはこのような雨対策、防水処置は必須になります。というかそのことが先日のトラブルでわかりました。
一部のビッグスクーターのようにバッテリーが濡れることのない場所にあるのであればバッテリー本体への防水処置は必要ないでしょう。
あと屋根付きガレージ保管で雨の日乗らない、という場合も、同じく防水処置の必要はないと思います。
もしSHORAIユーザーでお乗りのバイクが、雨ざらしや雨天走行でバッテリー本体が濡れる、というのであれば、トラブルを未然に防ぐために、バッテリー本体に防水処置をしておくことを強くお勧めします。
ちなみにSHORAI JAPANでは「水の混入での破損は補償証対象外」となっています。
ちなみに私がSHORAIの充電に使っているのはこちら↓
デルトランバッテリーテンダーリチウムジュニア(DERTLAN BATTERY TENDER Lithium Junior)です。
軽くてちっさくて携帯に便利!長期旅行にはもってこい!
実際に長期旅行に持って行きましたが、その用途でこれ以上の充電器はありません。
SHORAIと同じくLiFePO4リチウムイオンバッテリー専用に設計されているので安心です。
今は新しいのが出てるみたいですね。切り替え式?
DELTRAN (デルトラン) リチウム バッテリー 対応 バッテリーテンダー 022-0199-DL-WH
この充電器なら通常のバッテリーの充電方法と同じく、バッテリーのプラス端子とマイナス端子にチャージャーを接続して充電することができます。
アダプターを付ければバッテリーをバイクに搭載したまま充電でき、非常に便利です。
信頼のバッテリーテンダー、価格も安くおすすめです。
以上、SHORAIリチウムバッテリーの防水対策でした。
トラブルに見舞われてもリピートしたのはSHORAIバッテリーの性能にとても満足していたからです。そのトラブルも対策し、予防できることがわかったので、これからはこの高性能なSHORAIリチウムバッテリーを寿命が尽きるまで使い込めるのではないかと思います。
さあこれで心配事がひとつ減った、かな?
SHORAI JAPANからバッテリーが届いたので早速開封。まずは電圧を図ります。
「13.39v」ですね。定格容量90%でバッチリ。
DERTLANバッテリーテンダーリチウム用で充電。10分ほどで満充電のサイン。
「14.42v」で、定格容量100%を満たしています。
SHORAIリチウムバッテリーの充電についてはこちらをどうぞ。
今回は雨などの水対策、SHORAIバッテリーの防水処置です。
『Dr.メガワットのLFXバッテリーを正しくご使用頂く為のヒントとアドバイス!』の裏面に防水/腐食の対策が書かれています。
充電ポートはプラスチックで蓋がされていますが・・・
このように指で簡単にめくれます。見えている5ピンの端子が「SHORAIバッテリー専用充電器」専用の充電ポートです。
Dr.メガワットはこの5ピンポートを絶縁グリスで埋めることを強くおすすめしています。
で絶縁グリスてなんやとネットショップで物色しましたがこれはあかんととりあえず2りんかんに走り、ゲットしたのがこちら。
ネットで検索すると「絶縁グリス」として売られているものが非常に高価でしかも量が多かったりするのですがさすが二輪用品店、調度良いサイズのものが程よい価格で売られています。SHORAIバッテリーの充電ポートを埋めるだけなので絶縁グリスは何百グラムもいりません。用途が一台のオートバイなので他に使い道もない。
ね、「絶縁」と書かれているでしょ。
こちらの「スーパーマルチグリス」は内容量5gです。今回使う量は少しだけなのでこれでも余りますが、樹脂やゴムなどにも使用できて色々使い勝手が良さそうなので何かの時に贅沢に使うことにしましょう。
キタコ(KITACO) スーパーマルチグリス 5g 【品番】 0900-969-00280 [HTRC3]
このように充電ポートを隙間なくグリスで満たします。このあと蓋をして、さらに蓋をシールして、充電ポートを完全密閉していきます。
今のところ充電に関してはバッテリーテンダーで事足りているのでSHORAI専用の充電器(SHORAI社製)を使う予定はないのですが、もし今後SHORAI専用の充電器を使うことになったとしても復旧は容易です。柔らかいシールを使うので。
使用するのはこちら。
2りんかんにはこのサイズのガスケットが5~6種類?ほど置いてあったのですが、選んだこちらのガスケットは流動薄付けのシリコン系液状ガスケットです。色も黒で目立たんでいいかなと。
パッケージに「黒塗装のエンジンに最適!」と書かれていたので耐熱性も十分かと。
DAYTONA(デイトナ) 液状ガスケット 薄付け 黒 10g78892
マスキングしていきます。
シールするのはケースの接合部分、充電ポート、 そしてプラスとマイナスの端子部分の根元です。
ガスケットはこんな感じで、ちょう度も丁度良い。
しっかりと隙間を埋めていきます。
プラスとマイナスの端子の根元もシールします。
あとはガスケットが完全に乾くのを待って、完成です。
この方法では充電ポートを完全に塞いでしまうので、SHORAI製の専用充電器は使用することができません。もし使うのであれば、いったんバイクからバッテリーを取り外して、ガスケットを剥いで、端子に塗った絶縁グリスを綺麗に取り除いたあと、充電ポートに専用充電器を接続しなければなりません。
SHORAIの充電については以前詳しく書いているのですが、通常の鉛バッテリー用充電器でも充電できるとSHORAI JAPANはアナウンスしています。ただし、いくつかの条件があります。詳細はホームページやバッテリー付属の取扱説明書に明記されています。
SHORAI製の充電器(日本専用モデルSHO-BMS01-JP)は、SHORAIバッテリーの性能や寿命を100%使い切るために設計されていて、長くSHORAIを使うのであれば専用の、SHORAI製の充電器を使うに越したことはないと思います。
ひと昔前と比べると価格もずいぶん手頃です。
SHORAI LFX バッテリーチャージャー/テンダー(日本専用モデル) SHO-BMS01-JP
しかし、SHORAIバッテリーは「充電ポートやケース接合部分から水が侵入する恐れがある」ので、雨ざらしや雨天走行(あ、あと水を使っての洗車)でバッテリー本体が濡れる可能性があるバイクでは、バッテリートラブルのリスクが発生します。特に「充電ポート」が危険です。
ちなみに私の相棒ハーレースポーツスター はシートやフレーム伝いに雨がバッテリーBOX内に入る構造、バッテリー本体が濡れやすい形になっています。
なのでSHORAIバッテリーを使用する際にはこのような雨対策、防水処置は必須になります。というかそのことが先日のトラブルでわかりました。
一部のビッグスクーターのようにバッテリーが濡れることのない場所にあるのであればバッテリー本体への防水処置は必要ないでしょう。
あと屋根付きガレージ保管で雨の日乗らない、という場合も、同じく防水処置の必要はないと思います。
もしSHORAIユーザーでお乗りのバイクが、雨ざらしや雨天走行でバッテリー本体が濡れる、というのであれば、トラブルを未然に防ぐために、バッテリー本体に防水処置をしておくことを強くお勧めします。
ちなみにSHORAI JAPANでは「水の混入での破損は補償証対象外」となっています。
ちなみに私がSHORAIの充電に使っているのはこちら↓
デルトランバッテリーテンダーリチウムジュニア(DERTLAN BATTERY TENDER Lithium Junior)です。
軽くてちっさくて携帯に便利!長期旅行にはもってこい!
実際に長期旅行に持って行きましたが、その用途でこれ以上の充電器はありません。
SHORAIと同じくLiFePO4リチウムイオンバッテリー専用に設計されているので安心です。
今は新しいのが出てるみたいですね。切り替え式?
DELTRAN (デルトラン) リチウム バッテリー 対応 バッテリーテンダー 022-0199-DL-WH
この充電器なら通常のバッテリーの充電方法と同じく、バッテリーのプラス端子とマイナス端子にチャージャーを接続して充電することができます。
アダプターを付ければバッテリーをバイクに搭載したまま充電でき、非常に便利です。
信頼のバッテリーテンダー、価格も安くおすすめです。
以上、SHORAIリチウムバッテリーの防水対策でした。
トラブルに見舞われてもリピートしたのはSHORAIバッテリーの性能にとても満足していたからです。そのトラブルも対策し、予防できることがわかったので、これからはこの高性能なSHORAIリチウムバッテリーを寿命が尽きるまで使い込めるのではないかと思います。
さあこれで心配事がひとつ減った、かな?
はい。
返信削除ありがとうございます。
削除SHORAIバッテリーにそんなリスクがあるとは、知りもしませんでした。
返信削除本当にこの製品は良い性能だと思うので、防水対策は必須ですね。
これは台風が来る前に対処しておかねば、、
akioさん、いつも貴重な情報を、ありがとうございます。
あ、、ニューカマーのほうが年上なのかな、、
ベチケンさんどうも、こんばんは。
削除一応ケースは防水仕様らしいのですが、完全ではありません。雨でも気にせず乗っていたので、知らず知らずのうちにカース内に水が入っていたようです。
きちんと対策すれば長く使える非常に優秀なバッテリーだと思います。
ニューカマーの方が1週間ほど年上のようです🐱