どうもハーレースポーツスターと猫のブログです。
今回はピストバイクのタイヤ交換を題材にしたいと思います。
バイクといってもモーターのないバイク、自転車のタイヤ交換です。
ピストといってもタイヤ交換のやり方は他の自転車と変わりなく、ママチャリやシティバイクに、クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクやBMXなど、全て同じ手順です。
自転車のタイヤの種類は主にクリンチャータイプとチューブラータイプの2つに分かれますが、普通はというかほとんどはクリンチャーの方です。ママチャリでおなじみの、タイヤとチューブが別体になっているタイプです。
そんなごく一般的なクリンチャータイヤのタイヤ交換、リムテープ ・チューブ・タイヤを交換していきます。
オートバイと比べれば自転車のタイヤ交換はすごく楽です。
何が楽かって車体からタイヤ(ホイール)を外すのがすごい楽。特にハーレーはセンタースタンドが付いていないのでね。
こんな感じで何かと大変。
それと比べれば自転車はメンテナンスや整備がしやすいです。オートバイと比べると車体を構成する部品の数が圧倒的に少なく、車体も部品も軽くて小さく、必要な工具やケミカル類も少なくて済み、とにかくとてもシンプルです。
パーツも安いしね。
自転車の車体からタイヤ(ホイール)を取り外す & 取り付ける手順は割愛します。それぞれの自転車で違いがあることと、車体へ戻すときにいかに正確に組み付けるか、という部分が長くなりそうですので・・・。
タイヤ交換といえばタイヤレバー。タイヤをホイールから外すときに使います。
自転車の場合、特に今回のようにタイヤやチューブを再利用しない場合はなくても良いような気もしますが、あったほうが作業がスムーズに進むと思います。
近所のホームセンターコーナンで購入。タイヤレバー3本セット、198円+tax。
タイヤレバーは頻繁に使う工具ではないので、役割を果たせれば安いものでいいと思います。
パナレーサーのものが評判いいですね。
パナレーサー(Panaracer) タイヤレバー PTL 3本セット
私が購入したのはCHIAROというメーカーのものです。
金属製でバリがあったりしますので、チューブを傷つけないように慎重に作業します。
裏面に「ご使用上注意と方法」の記載があります。下記の通りです。
①まずタイヤレバーを、図Bのようにタイヤとリムの間に差し込みます。
②レバーの他端の切り込みを、図Aのようにスポークに引っかけます。
③2本目のレバーを、少し離れた位置に、上記の要領で差し込みます。
④3本目のレバーを入れておこすと、タイヤはリムからはずれます。
<注意>レバーをタイヤトリムの間に差し込む時、チューブを引っかけないように注意して下さい。
では始めましょう。
まずタイヤの空気を抜きます。
このバルブは米式ですが、一般的な英式バルブでは先端に付いているキャップを外してトップナットを緩め、バルブコア(先端に虫ゴムが付いている金属部品)を浮かせると空気が抜けます。
タイヤ交換をする場合は、トップナットと一番下に付いているナットも外してしまいましょう。
米式バルブはより簡単で、バルブ先端中央に見えている突起を押せば空気が抜けます。
チューブから空気が抜けるとタイヤはベコベコになりますね。このように指で抑えればリムとタイヤの間に隙間ができます。
この隙間に先ほどのタイヤレバーを差し込んでいきます。
こんな感じで、まずは1本目。
チューブを再利用する場合はチューブに傷がつかないように注意して、慎重に作業しましょう。
タイヤレバーの切り欠き部分をスポークに引っかけます。タイヤレバーはうまい具合に湾曲しているので、その湾曲を利用してスポークにセットします。
スポークの形状に合わせて、引っかけやすい位置でタイヤをめくるといいと思います。
続けて少し離れた位置に2本目をセット。この段階でベコッとタイヤがホイールリムから外れました。
ここまでくるとあとは手でも簡単に外せます。
このタイヤの場合ビード(リムに接する部分)が柔らかいので、タイヤレバー2本で容易にタイヤをホイールから外すことができたのですが、ビードが硬い場合はそうはいかないので、3本のレバーを駆使して少しづつビードを浮かせて、一周、完全にリムからビードが外れるようにします。
ホイールからタイヤを外し、チューブも外します。
黄色く見えるのがリムテープ です。
愛用している自転車メーカーの商品説明通り、リムテープ が二重に巻かれています。
耐久性を高め、絶対にタイヤチューブを傷つけないぞ!という意気込みを感じます。
リムテープ は伸縮性というか柔軟性があり、このように伸びますが、新しいリムテープ を取り付ける際にはあまり伸ばさずに取り付けたほうがいいと思います。
こちらは再利用しないので思い切り引っ張って剥がしていきます。
リムテープ とは?
何のためにあるかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
一般的なスポークホイールにはスポークを固定するニップルがあり、裏側(タイヤ側)には上記写真のようにニップルを通すための穴が空いているんですね。
このままタイヤチューブをセットし、タイヤを装着してチューブに空気を入れていくと、チューブが膨張して穴の淵やニップルに接触するのです。タイヤに抑えられているので膨張したチューブの逃げ場が他になくなり、穴の中に向かうイメージです。
取り外したリムテープ を見れば一目瞭然、綺麗に穴の跡形が付いています。
リムテープ の役割は、タイヤチューブがこの穴の淵やニップル、スポークなどと接触するのを防ぎ、チューブに傷がつかないように保護することです。
クリンチャータイヤには必須のアイテムで、経年で硬くなったり、使用すればくたびれていったりするので、意外と交換サイクルの短い部品だとも言えます。
頻繁にパンクするようであればリムテープ が傷ついているか、ずれている可能性があるので、一度チェックしてみることをお勧めします。
せっかくなのでホイール溝をゴシゴシ、綺麗にしていきます。
外からはできないのでね。
ジャ〜ン!
今回導入するのはこちら。
タイヤ 「Continental GP4000S II」
チューブ 「Continental RACE 28 700C」
リムテープ 「Continental EASY TAPE 16mm」
入手先は『wiggle』、英国イギリスの自転車用部品・ウェアのリテーラーで、世界最大級のサイクルショップです。
↓ ↓ ↓
↑ ↑ ↑
日本ウィグル(wiggle japan)として日本語対応のホームページがあり、きめ細やかで確かなサービスを提供しています。
海外通販ですが非常にハードルが低く、国内amazonなどの大手通販を利用するのと変わらない感覚で商品を購入することができます。
しかも5999円以上の購入で送料無料(!)、初回購入時や購入金額に応じて発行される割引バウチャーなど、買い物の仕方によっては、国内で買うよりもはるかに安く自転車パーツを購入することができます。
さらに今回のコンチネンタルのようにヨーロッパ系メーカーのものであれば、フレッシュな(長期在庫ではない)パーツが2週間ほどで届くので、そのメリットは計り知れません。
ハーレーでもこんなサービスあったらな〜、と思います。
我が相棒スポーツスターに装着したコンチネンタルタイヤ(Conti Classic Attack)が素晴らしすぎてコンチショックを受けて以来コンチネンタルの大ファンになったので自転車にも導入決定、オートバイで異次元の性能を見せてくれたコンチネンタル、自転車ではどうでしょう。
「Continental GP4000S II」
スポーツタイヤとして世界的に高い評価を獲得している高品質タイヤで、定番のタイヤですね。
ブラックチリコンパウンドというコンパウンドが採用されたモデルで、タイヤ表面の質感が特異です。
少し吸着性があるというか、手で触るとペタッと張り付く感触があります。
このあたり、オートバイ用のアタックシリーズと同じ。期待が膨らみます。
Continental GP4000S II
「Continental RACE 28 700C」
チューブもコンチ!
ハイプレッシャー対応のブチルチューブ、仏式バルブです。
Continental RACE 28 700C
「Continental EASY TAPE 16mm」
リムテープ ももちろんコンチ!
ハイプレッシャーリムストラップ、幅16mmです。
輪っか状です。
Continental EASY TAPE 16mm
裏表はこんな感じになっています。
プリント面が表、裏面は凸型で滑り止めの加工が施されていますので、裏面がホイールに接するようにセットしていきます。
まずはバルブ穴の位置を合わせます。
ホイールに沿わせて少しずつリムテープ を伸ばしながらセットしていきます。
バルブ穴の位置がずれないようにL型レンチなどを差しておくとあとあと何かと便利です。
もうワンサイズ幅広のリムテープ にしたらよかったかな?
ニップル穴を塞げればいいのでこれでも問題はありませんが、ホイールリム幅に対して少し大きめの幅のリムテープ をチョイスした方が安心です。
大抵のホイールはタイヤが収まる部分が凹型に湾曲しているので、直線で測ったリム幅よりも湾曲に沿った距離の方が長いです。
もしリムテープ の幅が長すぎた場合、その分をカッターなどでカットすれば良いので、少し幅広めのリムテープ をチョイスするのが得策かもしれません。
パッとセットすると上記写真のようにどちらかに偏ると思うのですが、これをセンターに寄せていきます。
このように棒状のものをリムとリムテープ の間に通し、リムテープ を浮かせながら左右に振り、位置を調整していきます。
リムテープ をホイールセンターに収め、ニップル穴を確実に塞いでいることを確認します。
これでリムテープ のセット完了。続いてチューブとタイヤをはめていきます。
ホイールにチューブとタイヤのセットする前に、少しだけチューブに空気を入れておきます。
チューブのねじれ防止と、作業のしやすさのため。
空気入れはSERFAS、カリフォルニア生まれのプロフェッショナルアクセサリーブランドサーファスのフロアポンプ、FP-200です。
これも定番で高評価ですね。
SERFAS(サーファス) FP200
手元にゲージがあるのが使い勝手が良く、ポンピングもスムーズで素晴らしいフロアポンプです。
空気入れ選びに迷ったらこれ、SERFAS FP-200をチョイスすれば間違いないです。
オートバイにも使えますよ。
「Continental RACE 28 700C」にはフランス式バルブが付いています。
空気を入れるために先端のナット(バルブコア)を緩めます。
この状態ですね。(ピンボケ・・・)
通常仏式バルブに空気を入れる際には、先端のナットを緩め、フリーになったバルブコアを押してプシュッと一度空気を抜いてから、空気を入れます。高圧状態や熱などが要因で起こるバルブの張り付きを取るためです。
この作業をしないとスムーズに空気が入っていかない場合があります。
新しいチューブに初めて空気を入れる時には、気にしなくてもいいでしょう。
あとは空気入れのノズルにはめて軽くポンピングします。
「Continental GP4000S II」にはローテーション、進行方向の指定があるので、タイヤをホイールにセットする時には注意が必要です。
タイヤに記された矢印マークが進行方向へ向くようにセットします。
先にホイールのバルブ穴にチューブのバルブを通し、タイヤとチューブをホイールに収めていきます。
バルブをホイールに固定するナットを取り付けておきます。本締めはまた後ほど。
ホイールのバルブ穴を塞ぐために、ナットは裏向きにセットしました。
凹に凸が入る形です。
ホイールにタイヤとチューブをセットした時点で、チューブが捻れずに入っているか、噛み込みはないか、入念にチェックしていきます。
タイヤ指定値MAXの120PSIまで空気を入れます。
もう一度凸型凹型の説明をします。
これが・・・
こうです。
新品工場出荷状態ではこのナットの向きが逆になっているので、それをそのままの向きで装着するとホイールのバルブ穴を塞げません。
雨や埃がホイール内部(内側)に侵入すると、チューブやタイヤの寿命にも影響しますので、少し注意が必要です。
私の場合ホイールのバルブ穴形状とこのナットの形が裏返しでマッチしたのですが、自転車やホイールによってこの部分まちまちだと思うので、それぞれ、工夫が必要かもしれません。
ナットを手で本締めしてキャップを付けて完成。
コンチネンタルタイヤ「Continental GP4000S II」の「S」の黄色い部分とトップキャップの黄色で位置を合わせるこだわり!
これにて自転車のタイヤ交換、クリンチャータイプのタイヤ・タイヤチューブ・リムテープ の交換作業、完了です。
車体への組み付け編、タイヤのインプレッションやその後の様子など、またあらためて記事にしたいと思います。
今回はピストバイクのタイヤ交換を題材にしたいと思います。
バイクといってもモーターのないバイク、自転車のタイヤ交換です。
ピストといってもタイヤ交換のやり方は他の自転車と変わりなく、ママチャリやシティバイクに、クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクやBMXなど、全て同じ手順です。
自転車のタイヤの種類は主にクリンチャータイプとチューブラータイプの2つに分かれますが、普通はというかほとんどはクリンチャーの方です。ママチャリでおなじみの、タイヤとチューブが別体になっているタイプです。
そんなごく一般的なクリンチャータイヤのタイヤ交換、リムテープ ・チューブ・タイヤを交換していきます。
オートバイと比べれば自転車のタイヤ交換はすごく楽です。
何が楽かって車体からタイヤ(ホイール)を外すのがすごい楽。特にハーレーはセンタースタンドが付いていないのでね。
こんな感じで何かと大変。
それと比べれば自転車はメンテナンスや整備がしやすいです。オートバイと比べると車体を構成する部品の数が圧倒的に少なく、車体も部品も軽くて小さく、必要な工具やケミカル類も少なくて済み、とにかくとてもシンプルです。
パーツも安いしね。
自転車の車体からタイヤ(ホイール)を取り外す & 取り付ける手順は割愛します。それぞれの自転車で違いがあることと、車体へ戻すときにいかに正確に組み付けるか、という部分が長くなりそうですので・・・。
タイヤ交換といえばタイヤレバー。タイヤをホイールから外すときに使います。
自転車の場合、特に今回のようにタイヤやチューブを再利用しない場合はなくても良いような気もしますが、あったほうが作業がスムーズに進むと思います。
近所のホームセンターコーナンで購入。タイヤレバー3本セット、198円+tax。
タイヤレバーは頻繁に使う工具ではないので、役割を果たせれば安いものでいいと思います。
パナレーサーのものが評判いいですね。
パナレーサー(Panaracer) タイヤレバー PTL 3本セット
私が購入したのはCHIAROというメーカーのものです。
金属製でバリがあったりしますので、チューブを傷つけないように慎重に作業します。
裏面に「ご使用上注意と方法」の記載があります。下記の通りです。
①まずタイヤレバーを、図Bのようにタイヤとリムの間に差し込みます。
②レバーの他端の切り込みを、図Aのようにスポークに引っかけます。
③2本目のレバーを、少し離れた位置に、上記の要領で差し込みます。
④3本目のレバーを入れておこすと、タイヤはリムからはずれます。
<注意>レバーをタイヤトリムの間に差し込む時、チューブを引っかけないように注意して下さい。
では始めましょう。
まずタイヤの空気を抜きます。
このバルブは米式ですが、一般的な英式バルブでは先端に付いているキャップを外してトップナットを緩め、バルブコア(先端に虫ゴムが付いている金属部品)を浮かせると空気が抜けます。
タイヤ交換をする場合は、トップナットと一番下に付いているナットも外してしまいましょう。
米式バルブはより簡単で、バルブ先端中央に見えている突起を押せば空気が抜けます。
チューブから空気が抜けるとタイヤはベコベコになりますね。このように指で抑えればリムとタイヤの間に隙間ができます。
この隙間に先ほどのタイヤレバーを差し込んでいきます。
こんな感じで、まずは1本目。
チューブを再利用する場合はチューブに傷がつかないように注意して、慎重に作業しましょう。
タイヤレバーの切り欠き部分をスポークに引っかけます。タイヤレバーはうまい具合に湾曲しているので、その湾曲を利用してスポークにセットします。
スポークの形状に合わせて、引っかけやすい位置でタイヤをめくるといいと思います。
続けて少し離れた位置に2本目をセット。この段階でベコッとタイヤがホイールリムから外れました。
ここまでくるとあとは手でも簡単に外せます。
このタイヤの場合ビード(リムに接する部分)が柔らかいので、タイヤレバー2本で容易にタイヤをホイールから外すことができたのですが、ビードが硬い場合はそうはいかないので、3本のレバーを駆使して少しづつビードを浮かせて、一周、完全にリムからビードが外れるようにします。
ホイールからタイヤを外し、チューブも外します。
黄色く見えるのがリムテープ です。
愛用している自転車メーカーの商品説明通り、リムテープ が二重に巻かれています。
耐久性を高め、絶対にタイヤチューブを傷つけないぞ!という意気込みを感じます。
リムテープ は伸縮性というか柔軟性があり、このように伸びますが、新しいリムテープ を取り付ける際にはあまり伸ばさずに取り付けたほうがいいと思います。
こちらは再利用しないので思い切り引っ張って剥がしていきます。
リムテープ とは?
何のためにあるかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
一般的なスポークホイールにはスポークを固定するニップルがあり、裏側(タイヤ側)には上記写真のようにニップルを通すための穴が空いているんですね。
このままタイヤチューブをセットし、タイヤを装着してチューブに空気を入れていくと、チューブが膨張して穴の淵やニップルに接触するのです。タイヤに抑えられているので膨張したチューブの逃げ場が他になくなり、穴の中に向かうイメージです。
取り外したリムテープ を見れば一目瞭然、綺麗に穴の跡形が付いています。
リムテープ の役割は、タイヤチューブがこの穴の淵やニップル、スポークなどと接触するのを防ぎ、チューブに傷がつかないように保護することです。
クリンチャータイヤには必須のアイテムで、経年で硬くなったり、使用すればくたびれていったりするので、意外と交換サイクルの短い部品だとも言えます。
頻繁にパンクするようであればリムテープ が傷ついているか、ずれている可能性があるので、一度チェックしてみることをお勧めします。
せっかくなのでホイール溝をゴシゴシ、綺麗にしていきます。
外からはできないのでね。
ジャ〜ン!
今回導入するのはこちら。
タイヤ 「Continental GP4000S II」
チューブ 「Continental RACE 28 700C」
リムテープ 「Continental EASY TAPE 16mm」
入手先は『wiggle』、英国イギリスの自転車用部品・ウェアのリテーラーで、世界最大級のサイクルショップです。
↓ ↓ ↓
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日本ウィグル(wiggle japan)として日本語対応のホームページがあり、きめ細やかで確かなサービスを提供しています。
海外通販ですが非常にハードルが低く、国内amazonなどの大手通販を利用するのと変わらない感覚で商品を購入することができます。
しかも5999円以上の購入で送料無料(!)、初回購入時や購入金額に応じて発行される割引バウチャーなど、買い物の仕方によっては、国内で買うよりもはるかに安く自転車パーツを購入することができます。
さらに今回のコンチネンタルのようにヨーロッパ系メーカーのものであれば、フレッシュな(長期在庫ではない)パーツが2週間ほどで届くので、そのメリットは計り知れません。
ハーレーでもこんなサービスあったらな〜、と思います。
我が相棒スポーツスターに装着したコンチネンタルタイヤ(Conti Classic Attack)が素晴らしすぎてコンチショックを受けて以来コンチネンタルの大ファンになったので自転車にも導入決定、オートバイで異次元の性能を見せてくれたコンチネンタル、自転車ではどうでしょう。
「Continental GP4000S II」
スポーツタイヤとして世界的に高い評価を獲得している高品質タイヤで、定番のタイヤですね。
ブラックチリコンパウンドというコンパウンドが採用されたモデルで、タイヤ表面の質感が特異です。
少し吸着性があるというか、手で触るとペタッと張り付く感触があります。
このあたり、オートバイ用のアタックシリーズと同じ。期待が膨らみます。
Continental GP4000S II
「Continental RACE 28 700C」
チューブもコンチ!
ハイプレッシャー対応のブチルチューブ、仏式バルブです。
Continental RACE 28 700C
「Continental EASY TAPE 16mm」
リムテープ ももちろんコンチ!
ハイプレッシャーリムストラップ、幅16mmです。
輪っか状です。
Continental EASY TAPE 16mm
裏表はこんな感じになっています。
プリント面が表、裏面は凸型で滑り止めの加工が施されていますので、裏面がホイールに接するようにセットしていきます。
まずはバルブ穴の位置を合わせます。
ホイールに沿わせて少しずつリムテープ を伸ばしながらセットしていきます。
バルブ穴の位置がずれないようにL型レンチなどを差しておくとあとあと何かと便利です。
もうワンサイズ幅広のリムテープ にしたらよかったかな?
ニップル穴を塞げればいいのでこれでも問題はありませんが、ホイールリム幅に対して少し大きめの幅のリムテープ をチョイスした方が安心です。
大抵のホイールはタイヤが収まる部分が凹型に湾曲しているので、直線で測ったリム幅よりも湾曲に沿った距離の方が長いです。
もしリムテープ の幅が長すぎた場合、その分をカッターなどでカットすれば良いので、少し幅広めのリムテープ をチョイスするのが得策かもしれません。
パッとセットすると上記写真のようにどちらかに偏ると思うのですが、これをセンターに寄せていきます。
このように棒状のものをリムとリムテープ の間に通し、リムテープ を浮かせながら左右に振り、位置を調整していきます。
リムテープ をホイールセンターに収め、ニップル穴を確実に塞いでいることを確認します。
これでリムテープ のセット完了。続いてチューブとタイヤをはめていきます。
ホイールにチューブとタイヤのセットする前に、少しだけチューブに空気を入れておきます。
チューブのねじれ防止と、作業のしやすさのため。
空気入れはSERFAS、カリフォルニア生まれのプロフェッショナルアクセサリーブランドサーファスのフロアポンプ、FP-200です。
これも定番で高評価ですね。
SERFAS(サーファス) FP200
手元にゲージがあるのが使い勝手が良く、ポンピングもスムーズで素晴らしいフロアポンプです。
空気入れ選びに迷ったらこれ、SERFAS FP-200をチョイスすれば間違いないです。
オートバイにも使えますよ。
「Continental RACE 28 700C」にはフランス式バルブが付いています。
空気を入れるために先端のナット(バルブコア)を緩めます。
この状態ですね。(ピンボケ・・・)
通常仏式バルブに空気を入れる際には、先端のナットを緩め、フリーになったバルブコアを押してプシュッと一度空気を抜いてから、空気を入れます。高圧状態や熱などが要因で起こるバルブの張り付きを取るためです。
この作業をしないとスムーズに空気が入っていかない場合があります。
新しいチューブに初めて空気を入れる時には、気にしなくてもいいでしょう。
あとは空気入れのノズルにはめて軽くポンピングします。
「Continental GP4000S II」にはローテーション、進行方向の指定があるので、タイヤをホイールにセットする時には注意が必要です。
タイヤに記された矢印マークが進行方向へ向くようにセットします。
先にホイールのバルブ穴にチューブのバルブを通し、タイヤとチューブをホイールに収めていきます。
バルブをホイールに固定するナットを取り付けておきます。本締めはまた後ほど。
ホイールのバルブ穴を塞ぐために、ナットは裏向きにセットしました。
凹に凸が入る形です。
ホイールにタイヤとチューブをセットした時点で、チューブが捻れずに入っているか、噛み込みはないか、入念にチェックしていきます。
タイヤ指定値MAXの120PSIまで空気を入れます。
もう一度凸型凹型の説明をします。
これが・・・
こうです。
新品工場出荷状態ではこのナットの向きが逆になっているので、それをそのままの向きで装着するとホイールのバルブ穴を塞げません。
雨や埃がホイール内部(内側)に侵入すると、チューブやタイヤの寿命にも影響しますので、少し注意が必要です。
私の場合ホイールのバルブ穴形状とこのナットの形が裏返しでマッチしたのですが、自転車やホイールによってこの部分まちまちだと思うので、それぞれ、工夫が必要かもしれません。
ナットを手で本締めしてキャップを付けて完成。
コンチネンタルタイヤ「Continental GP4000S II」の「S」の黄色い部分とトップキャップの黄色で位置を合わせるこだわり!
これにて自転車のタイヤ交換、クリンチャータイプのタイヤ・タイヤチューブ・リムテープ の交換作業、完了です。
車体への組み付け編、タイヤのインプレッションやその後の様子など、またあらためて記事にしたいと思います。
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